Think about the limits.
Inspired by lecture about BUKATSU(school club activity)
今日は、
岩手県中学校体育連盟と岩手県高校体育連盟の合同研究大会を、午後から聞かせていただきました。
「体育連盟」という名前の団体ですが、中学校と高校の運動部活動を統括する団体です。
今、世の中の変化に対応して、学校での部活動の「在り方」が大きな話題となり、変化を求められていることは、皆さんもご存知のことでしょう。
何度も言いますが、
求められているのは
どう変わればいいのかという「在り方」で、
全廃しろという「無くし方」ではないのです。
イメージで判断する、食わず嫌いではいけません。
真剣に考えてみてください。
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さて、講演は
部活動改革の第一人者、「ブラック部活動」著者の
内田 良 先生(名古屋大学大学院・准教授 教育社会学)による
制度設計なき部活動の未来を考える
〜リスクの見える化と持続可能性の追求〜
というもの。
聞かないわけにはゆきませんよね。
お話は大きく
■リスク研究の視点
■制度設計なき部活動のリスク
■自主的だから加熱する
と展開し、
考えるヒントをたくさん示してくださいました。
ありがとうございました。
自分でもう一度考えて、行動に移さねば。
お話聞きながら考えたことから、一つ。
限界ということです。
内田先生は、
改革の鍵は、
限界を乗り越える のではなく
限界に合わせる ことだとお話なさいました。
私は、限界を超えるまでがんばれ!といわれて育ってきて、
他人にも、同じことを言ってきたのですが、
たしかに、
自分の努力では解決できない「限界」があります。
持てる資源(人、物、金、時間…)で、変化に対応しなければいけないのです。
大切なこと気づいたのですが、
もう一つ、
これまで、資源の棚卸し、
つまり、持っている資源の正確な把握をしていないことにも気がつきました。
節目節目で、
変化をみることの他に、
資源の棚卸しも行われなければいけないのですね。
がんばりますよ、がんばりましょうね、限界の中で!
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内田先生のお話をお聞きしたのは2回目です→