Kenji-world and Rakuten Baseball Park.
Difference of payment method.
「楽天生命パーク宮城」では、
4月2日から
「プロ野球チームの本拠地スタジアムとしては世界で初めて、スタジアム全店舗におけるキャッシュレス化(非現金化)に取り組む」というニュースが流れています。
具体的には
スタジアムで販売しているチケット、グッズ、飲食のご購入には現金に代わり楽天ペイ、楽天Edy、クレジットカード、楽天ャCントなどのキャッシュレス決済をご利用いただきます。とありました。(楽天イーグルス→この下線部をタップ)
「キャッシュレス」に驚きましたが、思い出したのです。
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「けんじワールド」を覚えていらっしゃいますか。
1995年に営業を開始し、2013年に閉鎖された
民間の「ウォーターアミューズメントパーク」です。
何度か私も行ったことがありますが、
とても楽しかったこと、混んでいたこと、
そして、
時計のような形のリストバンドで園内の飲食の支払いをし、
帰るときに
チェックアウトの機械で支払いをしたように記憶しています。
それを思い出して
(キャッシュレスの世界初、日本初は、岩手県じゃないの?)
と思ったのです。
でも、
最近、ようやく、自分の知らないことが世の中にたくさんあることに気がつき始めたので、
何か違いがあるのかなぁ…と、とりあえず疑ってみました。
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まったくシステムが違うようなのです。
けんじワールドのものは、
施設内で使ったお金をその場で払わずチェックアウトのときにまとめて払う、
例えれば、
「ホテルの部屋づけ」のようなもので、結局はお金の移動が伴っていました。
一方、
楽天生命パーク宮城のシステムは、
最後にまとめて清算カウンターで支払うのではなく
スマホアプリ決済や電子マネー、そしてレジットカードなどを使って
お店単位で決済が終了するものです。
球場を去るとき、まとめた支払いのために窓口や機械の前に並ぶ必要はなく、
そのまま移動してかまわないのです。
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「その場ではお金を払わない」という現象は同じなのですが、
じっくりと比べてみると、ずいぶんと違うシステムです。
「群盲象を評す」という作品があったことを思い出しています。
木を見て森を見ず…気をつけます。