がんばろう!岩手のスポーツ

岩手スポーツ応援団長を勝手に名乗る平藤淳の個人的なブログです

First Non-Europian/陵侑選手は武蔵丸

偉業です! まず、今日の私のfacebook記事を丸写し ***丸写し、始め***
ジャンプ週間(年末年始のドイツ・オーストリアでの4連戦=4-Hills-Tournament)の 最終戦(ワールドカップ個人11戦を兼ねる、1/6、オーストリア)で 小林陵侑 選手 (土屋ホーム/岩手県盛岡中央高校卒業←八幡平市立松尾中学校)が優勝! 全4戦優勝での総合優勝! 1952年に始まり、今年で67回となるジャンプ週間(4-Hills-Tournament)でグランドスラム(4レース全勝)を達成したのは 2001・02 Sven HANNAWALD (ドイツ) 2017・18 Kamil STOCH(メ[ランド)の2人のみ。 日本人の総合優勝は、1997-98 船木和喜(優勝は三戦)についでに2人目。 偉大な結果です! ちなみに 小林陵侑選手は 岩手県のスポーツタレント育成事業・いわてスーパーキッズの終了生。 また、 お兄さんの 小林潤志郎 選手 (雪印メグミルク/岩手県盛岡中央高校卒業←八幡平市立松尾中学校)は 29位。 ジャンプ週間総合25位と健闘しました。 皆さまの応援、ありがとうございました! 1/6のリザルト↓ http://medias3.fis-ski.com/pdf/2019/JP/3105/2019JP3105RL.pdf
(元の記事を読みたい人は、この下線部をタップ
***丸写し、終わり*** どんなに素晴らしいことなのか、ちょっとお分かりにならないと思います。 「年末年始恒例のジャンプ週間は、欧州では五輪や世界選手権に匹敵するとされるビッグタイトル」(→岩手日報) 「Ryoyu Kobayashi created history on Sunday as he completed the Four Hills grand slam with victory at Bischofshofen, just the third man in ski jumping history to do so.」(→Eurosport.com) などという報道もありますし 国際スキー連盟(FIS)のTwitterでもこんな写真を載せて祝福しています。 キーワードは ・GRAND SLAM ・FIRST NON-EUROPEAN ・THE JAPANESE JOIN SEVEN HANNAWARD(2001/02) AND KAMIL STOCH(2017/18) (→FISのTwitter 二つ目のキーワードを見て、気がついたのです。 過去を調べてみると ドイツとオーストリアの4つのジャンプ台に会場と時期を固定して行われている ジャンプ週間=Four-Hills-Tournamentでは ヨーロッパ以外の総合優勝者は 日本の船木選手と小林選手しかおらず(→Four-Hills-Tournament しかも これまでたった二人しかいないグランドスラム達成者に 日本の小林選手が名を連ねたわけです。 こうしてみると 今回の小林陵侑選手のグランドスラムは、 日本でいえば、 大相撲で外国人力士が初めて全勝優勝したことぐらいの衝撃を ヨーロッパの人に与えているのだろう…と思っています。 でも、 競技が普及して喜ばしいという意味も込められているとも考えられます。 FIRST NON-EUROPEAN ジャンジャン続いていってほしいものです。 *** 大相撲で 外国出身の力士が初優勝したのは、 1972(昭和47)年7月場所の高見山。 優勝成績は13勝2敗。 その後、 小錦の3回、曙の7回の優勝があったものの全勝はなく 1994(平成6)年7月場所での武蔵丸の初優勝が 外国出身力士の初全勝優勝のようです。