今日12月3日は国連の定める「国際障害者デー」…
International Day of People with Disability.
Inspired from PR brochure using Universal design font.
といういことで思い出したのが
一般社団法人岩手県障がい者スポーツ協会の会報「障スルヲだより」。
最新号は2018年11月24日付けの「第6号」ですが
この号から、やさしくなったのです。
気がつきますか?
フォントが変わったのです。
いわゆる「UD書体」になっています。
UD書体についてはその開発元として有名な株式会社モリサワがこのように説明しています。
私たちは情報の多くを視覚から得ています。さすが、障がいを持った方々がスポーツで幸せになるためのお手伝いをしている団体です。そして、その視覚情報のほとんどは、文字によってもたらされていることは、もはや疑いのないことでしょう。雑誌や書籍、新聞、広報誌といった印刷物はもちろん、Webやメール、携帯電話ですら文字なくしては成り立ちません。
ひとたびどこかに行こうと思えば、案内板や交通標識、手元の切符にいたるまで、私たちはそこに記録された文字情報を頼りに行動をしています。文字は私たちの日常に、ごく当たり前のように浸透しているのです。
ではその文字が読みにくかったとしたら、わかりにくかったとしたらどうでしょうか。「300円」なのか、「800円」なのかわからない。濁点と半濁点の判別ができない。細い文字がかすれて読めない……文字の不明瞭さは、時として致命的なコミュニケーションの欠如を引き起こします。
このような事態を未然に防ぐためには、文字そのものが「わかりやすく」、「読みやすく」、「読み間違えることがない」ことが求められます。つまり、誰がどんな状況であっても、正しく機能する「ユニバーサルデザイン」という発想が、文字のデザインにおいても求められているのです。
できる限りの手立てをしています。
こういうことを
アスリート・ファースト、アスリート・ベースドというのでしょう。
きっと
県体育協会加盟のスポーツ団体に所属していても
字の読みづらさを感じている人はいるはずです。
そういう観点で
スポーツを見直す、つまり、スポーツを伝える方法を見直すことも、
私たちには必要なのだということを、教えていただきました。
わたしたち、がんばらなくてはいけません。
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ところで
気がついていましたか、
Word,Exele では標準でUDフォントが使えることを。
(あ、windowsをアップデートしなければだめらしいのですが)
できるところから、
積極的に使ってゆきましょう!
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■モリサワのUD書体については
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