がんばろう!岩手のスポーツ

岩手スポーツ応援団長を勝手に名乗る平藤淳の個人的なブログです

ケンミンショー/おそるべし★福井

私、いま、福井県の「ふるさと県民」です。

"Do not forget" strategy of Fukui prefecture

by souvenir of National Sports Festival.

岩手県民なのに、

福井県「ふるさと県民証」を持っているのです。

プラスチック製のクレジットカードのような県民証カードが包み込まれていたチラシには、こうありました。

福井県「ふるさと県民証」をお届けします

福井県「ふるさと県民」とは、

県外にお住いの本県ゆかりの方々に福井の情報をお届けすることにより、

福井への愛着をさらに深めていただき、

ふるさと福井を外から応援していただく活動のネットワークを広げていくことをめざしています。

今回、福井しあわせ元気国体、福井しあわせ元気大会にお越しいただいた皆様に、

その記念として、また、福井を思い出の地としていただくため、

「ふるさと県民証」お届けします。

何度も国民体育大会に参加していますが、

「ふるさと県民」としていただいたことは、私の記憶にはありません。

ふるさと県民の特典がチラシの裏面にありましたが、

そんなことよりも、

表面の下に書いてある「していただきたいこと」に感心したのです。

こうありました。

1の Announceふくい(県外から福井のことを発信してね!)

2の Supportふくい(福井の品物を使ったり、ふるさと納税してね!)

のようなことは、

私たちもよく使い、耳にもしますが、

3の Enjoyふくい(ほかの人もつれて、また遊びにきてね!)

4の Liveふくい(いずれは福井に住んでね!)

の二つを、

国体・大会に参加した人全員に呼びかけているのです。

これは

スポーツ大会の参加者を対象とした企画としては

私は、見たことがありません。

私は、

人がたくさん集まるから、何かををするチャンス…とは考えますが、

これまで、

何日か過ごした人が、地元に帰ってから何をしてほしいか…ということまで考えをめぐらしたことはないのです。

(最後は、住む!おそるべし★福井)

***

カードの裏を見て、さらにビックリ。

「ご注意」として何点か注意事項が載っていますが、

最後の項目がこうでした。

この県民証は、福井県外在住の方に配布しています。

福井県にUIターンされた場合は、

この県民証を返却または破棄してください。

この前参加した、浦上大輔さんの「PEPTALK」の講演会で

予祝」という言葉が出ました。

ひすいこたろう さんが、ブログでこう説明しています。

祝福をあらかじめ予定するのです。

いわば前祝い。

先に喜び、先に祝うことで、その現実を引き寄せるというのが

日本人がやっていた夢の叶え方なんだそうです。

(略)

先に祝福してしまう、するとその夢は現実化しやすいのです。

(原文はこの下線部をタップ)

ちょっと違うかもしれませんが、

県民になった時の手続きの注意書きは

福井県にUIターンすることを「予祝」したものに見えるのです。

(本気で、夢を叶えたいんだな!)

***

福井県は今回の「福井しあわせ元気国体」で

男女総合優勝を目標として選手強化を行い、

目標を達成しました。

去年の開催地の愛媛県は、

優勝を目標にしましたが、東京に敗れて2位。

おととしの岩手県は、

震災津波からの復興の関連で強化事業を縮小し

8位以内を目標として国体に臨み、

結果、東京につぐ2位と健闘。

実は、

東京オリンピックまでは東京が優勝だろうと思っていたのですが

私の予想を覆して

3年ぶりの開催地の総合優勝を勝ち取りました。

なんだか、

福井には、夢がかなう街がありそうに思えてきました。

私たちも、

ほかの人たちにそう思ってもらえるような活動をしなければなりません。

がんばりますよ、がんばりましょうね!

福井県の「ふるさと県民」の詳細については

 この下線部をタップしてご覧ください。

■この前の浦上大輔さんの講演会記事は

 この下線部をタップすると読めます。

■ひすいこたろう さんの「予祝」に関する本は

 この下線部をタップしたところに情報があります。

■国体で目にした、

 福井県小浜市の小浜小学校児童の取組の記事が

 この下線部をタップすると読めます。これも素晴らしい!

***

◇はい、はい。

 わかりました、わかりました。

◆うっ!?

 な、なにか?

◇福井に行くとき読んでたでしょ、この本。

◆う、うん。全部、読んだよ。

◇本の中に、こんなくだりがあったことを

 覚えてますか?福井ではなく富山の話だけど。

(略)会議で疑問を投げかけたのは、造り酒屋「桝田酒造店」の桝田隆一郎社長であった。

富山市の港町・岩瀬で、「満寿泉」という日本酒をつくる、四代目の若社長である。彼は2004年、38歳の時に、「岩瀬まちづくり株式会社」をつくった。すると、全国から視察に来る人々から彼はこう聞かれた。

「どうやったら町づくりはできますか?」

「岩瀬のようにするにはどうしたらいいですか?」

共通しているのは、質問者のほとんどが「どうしたらいいか?」とは聞くものの、何もやっていないのだ。(略)

 こころあたり、ありませんか、hirafujiさん。

◆ぎゃふん!