朝晩は、ぐんぐん冷えてきました。
風邪をひかないように気をつけましょうね。
昨日・10月14日に
岩手県公会堂で行われた
「超人スポーツオープンセミナー2018」に行ってきました。
「超人スポーツ」が、現在策定中の、次の岩手県の総合計画やスポーツの推進計画のキーワードとなっているのですが、
私自身、ピンと来ないところがあるのです。
超人スポーツ、eスポーツ、ゆるスメc区分けがうまくつけられません。
稲見昌彦先生の「スーパーヒューマン誕生! 人間はSFを超える (NHK出版新書) 」を読んでみても、
(なるほど補綴から拡張ね…)などというレベルのことがわかったぐらいです。
盛岡で、休日に、無料のセミナーがあるのであれば
是非、参加したいわけです。
登壇者がすごいのです。
超人スポーツ協会の理事、アカデミー委員、プロデューサーをはじめとする方々が続々とお話をしてくださいました。
こんな感じです。
勉強になりました。
ありがとうございました。
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超人スポーツそのものを理解するという目的で参加したのですが、
事業の起こし方、進め方という観点でも衝撃を受けてきたのです。
新しくスポーツをつくってゆくという性格も持った団体ですので
これまでのスポーツ団体が持っていない、あるいは、持っていなかった視点や方法で取り組んでいることが良くわかりました。
一つは、ファイナンス。
スポーツを開発することと並行して
「収益構造」も作ってゆくことが
そのスポーツを発展させてゆくために不可欠であるという視点をお持ちです。
さて、
私たちは行政からの助成以外の収益構造を考えているのか…と不安になるのです。
もう一つは、スペクテイター。
見る人が楽しめるシステムも同時に作ってゆくということを考えながら、進んでいるのです。
やはり、
いま流行りの「アスリートファースト」という言葉をきちんと吟味しないまま、自分勝手に解釈して、
ものごとを進めようとしている自分たちに気がつくのです。
そして、最後に、エンジョイ。
「みんなが自分なりの楽しみを見つけられること」
「一緒に面白いと思ってくれる人と仲間をつくること」
「とにかく、楽しく、おもしろく」
ここで、
楽しくスポーツをするということを教えられてこなかった自分に気がつくのでした。
そして、
教えられたとおりにしか教えてこなかった自分にも。
ファイナンス、スペクテイター、エンジョイ…
既存のスポーツがおろそかにしてきた事がらを、
「超人スポーツ」ではスポーツ開発とセットで考えてゆくことにしているのです。
私たちに欠けている視点を示していただきました。
とてもありがたいセミナーでした。
がんばりますよ、がんばりましょうね!
■超人スポーツ協会 のサイトは
この下線部をタップすると見られます。
心配が一つ。
・既存のスポーツ関係者が、
私を含めて、たった二人しかいなかったこと。
大丈夫か?