第73回国民体育大会を終了しての個人的な感想
注:資料中の得点等の数値はすべて平藤調べのもの。間違っていたらごめんなさい。
岩手県選手団は
天皇杯順位 24位(939.5点)
東北最高順位(宮城30、山形34、秋田38、青森42、福島44)と、
今国体の目標(天皇杯順位20位台)を達成した。
優勝も昨年を上回る7競技11(昨年 8競技8)と
嬉しい報告をお届けすることができている。
選手・監督、トレーナーなどの皆さんの努力のおかげであり
応援してくださった県民の皆さまのご支援のたまものであると感謝してる。
とはいえ、
競技得点を昨年から186.5点落としており
全般にわたる競技力の低下は否めない。
特徴は
■成年男子の活躍がみられた
■競技団体の特色がでてきた
▼成年男子
成年男子の獲得得点は、昨年・3年前(70回和歌山)を上回り
(199→526→193→214)
成年女子、少年男女が大幅に得点を落としてる中で
4種別の中でも最も高い得点を獲得している。
(平成15年58回静岡以降、28年岩手につぐ得点)
成年男子の活躍は、
希望郷いわて国体に向けた成年選手の選手強化対策として
選手の地元定着、あるいは、ふるさと選手の活用などの方策がとられ
(ふるさと 88名←73←120←101)
そのレガシーが生きているものと考えられる。
▼競技団体の特色
◇安定した力を持つ上位団体
�@ スケート 67(昨年 �A 92)
�A ホッケー 60( �@120)
�B カヌー 48( �E 37)
�C スキー 42( �B 53)
�D ソフトボール 40( �O 20)
�E 陸上競技 36( �C 46.5)
山岳 9( �D 45)
◇強化体制が整備された団体
岩手以前には連続入賞がないものの
岩手、愛媛、福井と3年連続して入賞している競技については、
岩手国体を契機とした
選手強化の体制が整ってきたものと感じている。
◇岩手国体での成果が一過性だった団体
岩手、愛媛で連続入賞が途絶えてしまったケースもあり、
イベントに向けた一時的な強化体制から
抜けだすことができなかった競技もあると感じている。
終わりは始まり。
さあ、がんばりましょう!
■8位以内の成績をおさめた岩手県選手は
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