甲子園0勝7敗―。部員14人でリスタートした岩手の弱小私立校を全国区に育てながら、憧れの舞台では一度も勝てずじまい。しかし、負け続けたからこそわかったことがある!今や東北の雄の一つに挙げられる“モリフ”の礎を築いた男が、泣いて笑った18年を大公開。「生徒指導」や「子供の育て方」に悩む人たちへのメッセージが詰まった一冊。
本屋さんのセレンディピティ
「お」で始まる著者の本を探しに本屋さんに寄ると
その本を見つけるよりも先に
「い」で始まる著者の新刊が平積みになっていることに気がつきました。
(ジャンルが全く違う本なのに…)
と「い」の本を手に取ってみると、なかなかです。
(いやいや、「お」の本が先だ…)
と探してみると、
ありました、ありました、本棚に、一冊、立っています。
誰かが買うと本棚からはなくなってしまうので、買わねばなりません。
急いで、手に取りました。
「い」の方はたくさんあったので、後でもいいかなあ…と思いましたが
ャCント5倍デーだったのを思い出して2冊ともレジに運んでしまいました。
思いもかけぬ本との遭遇、幸せです。
***
家に帰ってくると
岩手をひとつにするのはスポーツだ をテーマに定期刊行されている
岩手スポーツマガジン「スタンダード」2018年7・8月号(通刊56号)が
届いていました。
後ろからめくって二枚目の定位置に
私の連載コラム「がんばろう!岩手のスポーツ」が載っていて
いつも一冊届くのです。(関連facebook記事)
最後までページをめくっていってびっくり。
映画でいうエンドロール(本では何というのかわかりません…汗)の「
に
「文庫X」で有名にな、岩手県盛岡市の「さわや書店」の
田口幹人さんと松本大介さんの名前が載っているのです。
調べてみると
前号(2018年5・6月号)から
「編集」に田口さんの名前が載っていて、
しかも
「Special Thanks」に「株式会社さわや書店」も入っていました。
そういえば
前号あたりから「スポーツを読む」という連載企画が入り
さわや書店の長江貴士さんや駐燗ヨさんが記事を寄せています。
スポーツ雑誌に
書店員さんが「編集」として入り記事を書くようになることは
私には思いもよらぬことでした。
なるほど、
スポーツ用品店の人やスポーツクラブ、スポーツ行政の人が入ってくるよりも
うんと雑誌の幅が広がるような気がします。
こういう視点もありなんだよね…というものの見方を忘れないようにしたいのです。
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さわや書店の
田口幹人さんは「まちの本屋」
松本大介さんは「本屋という「物語」を終わらせるわけにはいかない」
という本を出版なさっています。
スポーツの人も本を出して、
ほかの分野の雑誌に「編集」として呼ばれるようにならないといけませんよね。
おっと、失礼しました。
盛岡大学附属高校野球部の元監督・澤田真一さんが本を出していました。