「スポーツ文化ツーリズムアワード2016」受賞団体 ○大賞:サイクリストの聖地「瀬戸内しまなみ海道」を核としたサイクルツーリズム(瀬戸内しまなみ海道振興協議会) 〇スポーツ庁長官賞:世界遺産姫路城マラソン(兵庫県姫路市) 〇文化庁長官賞:スポーツ流鏑馬大会(青森県十和田市)なんで今頃の記事となって出てくるのか不思議でしたが、それよりなにより、 青森県の流鏑馬が文化庁長官賞を受賞してることに驚きました。 (流鏑馬だったら、 盛岡でも遠野でもお祭りの時にやっているし 遠野では大会もしているはずだ) と「流鏑馬競技連盟」のサイトで今年の実施分を調べてみると 岩手県では ■競技会が ・全国やぶさめ競技第12回遠野大会(遠野市) ■神事・講習会などとして ・流鏑馬クリニックin遠野(遠野市、主催:流鏑馬競技連盟東北支部) ・遠野八幡宮子供やぶさめ及びデモンストレーション(〃、〃) ・盛岡八幡宮例大祭流鏑馬(盛岡市、南部流鏑馬会) ・遠野八幡宮例大祭流鏑馬(遠野市、遠野流鏑馬保存会) ・乗馬と汲フ体験会(二戸市、九戸城流鏑馬実行委員会) ・南部の歴史と駒文化を楽しむ流鏑馬体験会in二戸(〃、〃) ・九戸城流鏑馬体験会並びにデモンストレーション大会(〃、〃) と、たくさんの流鏑馬イベントが行われています。 実は、 十和田市では 競技会が4月と10月の2回、 東北支部主催の流鏑馬クリニックが9月に1回と載っているだけです。 (全国の一覧は、この下線部をタップすると見られます) 応募して賞をいただいた十和田市はすごいなあ…と思う一方で、 その評価ャCントが ●「乗馬競技」は世界各地で行われており、今後の発展に期待が出来る。 ●大会開催が四季をまたぎ、長期滞在が見込まれる。 ●体験プログラムの実施など乗馬・流鏑馬人口の拡大を図っている。 の三点であることがわかったとき、 岩手県として束になって申請すればもっとすごい賞をいただけたのではないのかなあ…と、残念に思っています。 何回か書いていますが、 私は、 知られていないことは、ないと同じであるという気持ちを持っていますので 全国の方々は 流鏑馬は青森県十和田市というイメージをお持ちでしょう。 残念です。 そして、 ふたたび、やられたな…と思います。 *** これまで、 昨年10月に設立した 「いわてスポーツコミッション」は何をすべきか、 市町村や広域圏のコミッションと県のコミッションの違いは何なのか… ということが腑に落ちていませんでしたが、 県内が「束になってかかる」ための音頭をとること そして 県外からの情報や申し出の「束をほぐして」分担しやすいようにすること が その使命なんだろうなと気がつきました。 *** アオモリドラゲナイ のサイトには 「青森県で働く!必殺★お仕事人」というページがあって 11職種14人の若い方が紹介されています。 やられた!と、みたび、思いました。 最下段の右端に載っている人は 「体操指導者 川戸元気さん」 「子どもの元気が、青森を元気に!!」の理念を掲げ、 地域を男子新体操を通して盛り上げていけるよう活動!! をミッションとして活動している 一般社団法人BLUE ties Impression代表理事でBLUE TOKYO KIDS監督をなさっている方です。 この下線部をタップしてぜひ川戸さんの考え方をお読みいただきたいのですが、 とにかく 青森県は 「県民の健康や幸せをつくりだす」産業として 「新体操」をツールとした事業を行っている人を 「お仕事人」として認めて評価していることに気がつくのです。 がんばろう!岩手のスポーツ…ですね。 あ、一般社団法人BLUE ties Impression は岩手支部をこの4月に開設しています。 詳しくは支部長三上さんのTwitter → https://twitter.com/santaato へ。 *** 岩手でも シゴトバ クラシバ いわて‐岩手の仕事・就職サイト‐ という充実したサイトがあり、 さまざまな取り組みをなさっています。 でも、 「岩手のシゴトバ」として掲載されている企業には、スポーツに関連するものが見当たらないのです。 これは、スポーツの側の責任だと考えます。 もう一度、 がんばろう!岩手のスポーツ…です。
ドラゲナイと流鏑馬とコミッション
いつも乗っている帰りのいわて銀河鉄道線の便には、青い森鉄道の車両が乗り入れてきます。
その車両が、最近、3枚組のャXターであふれています。
ャXターを見ると
『高校生のみんなが「いいね!」と思える、青森県の可能性を紹介』というコンセプトのもと、
青森県での働き方や暮らし方を知らせる本をくれたり、
家賃の安さ(全国第1位)や通勤時間の短さ(全国第6位)を知らせたりしています。
そして、
「アオモリドラゲナイ」で検索しろ…とありますので、やっぱり私は検索してしまうのです。
すると、
特設サイトの最後にこういう説明がありました。
数字的で比較して、青森の良い点をアピールし目的を達成しようとしています。
おもしろいです。
そして、
本来は、青森県に残ってね!というメッセージなのでしょうが
岩手県を走る時には、青森県に来てね!というメッセージを発しているのです。
素晴らしいです。
やられたな…と思います。
***
スポーツ庁が7月4日に
「スポーツ文化ツーリズムアワード2016」 大賞・長官賞決定 という記事をサイトにアップしています。
読んでみるとこうありました。