They are in league.
Photo processing shop and Book store
昨日の帰り、
新しい写真を撮りたくなって
帰り道の写真屋さんに入りました。
スマホやデジカメで撮影した写真をプリントするためのコンピュータがあったり
焼き増しをしてくれたりする写真屋さんで
店の隅っこで証明写真だけを撮ってくれる簡単なタイプのお店です。
平:明日、取りにきますが、今から証明写真を撮ってくださいますか?
写:はい、いいですよ。
ところで、サイズはどうなさいますか?
平:デジタルでもらえればいいので、プリントはいらないんですが…
写:それはだめです。プリントはしないといけない決まりです。
とにかくサイズを…。
平:じゃあ、一般的なサイズで。
写:はい。履歴書用の2×3で作ります!
平:(プリントはいらないんだけどなあ。でも仕方がないなあ)
無事に撮り終りました。
平:じゃあ明日。6時ごろに来ます。
写:15分あればできますよ。15分。
お待ちになりませんか?
平:(なるほど、15分だったら待つか。
買い物はなかったかなあ、無いな。
じゃあ、本屋でぶらぶらと)
わかりました。そうしましょう。
となりの本屋でぶらぶらしてきま〜す。
写:それはよろしいですね。
どうぞごゆっくり!
***
本屋に行くと
何か気になる本が目に留まり、購入してしまいました。
プリントとセットでないといけない証明写真、
立ち読みにいざなう「15分」の提示…。
よく考えられた作戦にはまってしまったかもしれません。
でも悪くはないのです。
写真屋さんのおかげで本に出合えましたから。
***
カバーはその本屋さんオリジナルの『岩手山』
岩手山の絵に
宮沢賢治の詩集「春と修羅」の中にある「岩手山」を配したものでした。
文庫本用しかないと思っていましたし
もう無くなっただろうと思っていたので
とてもうれしかったのです。
写真屋さん本屋さん、ありがとうございました!