二往復の会話
今朝の岩手山も素晴らしかったのですが、今日は姫神山。
盛岡市街地にある「岩山(いわやま)」の頂上付近に「啄木望郷の丘」がありますが、
啄木が望遠しているのは、岩手山ではなくこの姫神山です。この前の写真はその岩山のものでした。
それにしても、
今日は隣のビルの避雷針が、どう撮っても、どうトリミングしても写ってしまうのでした。
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今朝、私が乗ったエレベーターは少し混んでいました。手をのばして「階数ボタン」を押せない人がいるレベル。
エレベーターが上昇し始めると、女の人が声をかけました。
「9階をお願いします」
操作盤のそばに立っていた女性が「はい」と返事をして9階のボタンを押しました。
ここまではよくある風景です。でも、今日は次のやり取りがありました。
「ありがとうございます」「いいえ」
普通はこのケースでは「一往復の会話」です。(押して、押したよ)の事務連絡。
今朝は「二往復の会話」でした。(依頼、了解、感謝、当然)です。
(私は、普段、会話を二往復させているかな…)
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◇「二往復」ですね。
二往復目は、評価でありメンテナンスですよね。
◆なるほど。
(やれ、やりました、どうだった、こうでした)という程のことかな?
◇そうですね。
最低でも二往復しないと次の手は打てないですよね。
◆そうだね。
(やれ、やりました、どうだった、こうでした、じゃあこうしよう、こうしました、どうだった…)
これでドンドン変化してゆくわけだね、
◇大切なことですね。
とろで、
hirafujiさん、岩手山よりも岩山のほうが好きでしょ!?
◆えっ!?
2006年、2007年と2年連続ママチャリ登山をしたり、
泊まり明けの事務室から見た、朝日の昇る岩山に何かを感じたりしてるから?
◇ちがいます、ちがいます。
hirafujiさんは、何事にも「手を抜く」ことが好きな人のようだから!
◆岩手山と岩山!? 手抜き!
ぎゃ、ぎゃ、ぎゃふん!
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はい、お土産!とお菓子をもらいました。
あ、ありがと!とお礼を言いました。
ここでパクリと食べてしまうと、会話は「一往復」で終了です。
じっくりとお菓子を見ると「ふくろう」の絵があります。
しかも「復興福朗」という名前のようです。
もしや!?と
ひっくり返してみると、果たして、製造者は
『さいとう製菓株式会社 大船渡市大船渡町』とあります。あの「かもめの玉子」のさいとう製菓です。
おい、これ凄いお菓子だよ!
あ、気がついた?気がつかずに一口で食べたら、ぶん殴ろうかと思ってた!
はい、会話が二往復しました。