夕暮れの岩手山です。綺麗ですね。
レンズにゴミがついてたのかなぁ、液晶のドット抜けかなぁ…とよく見ると、カラスが写っているようです。
電線やカラスは、「肉眼のフィルタ」で除去されて「見えてはいない」もののようですが、写真を撮ってみればその存在がはっきりわかります。
話は微妙にずれていますが、
ダンサーの田中泯さんが、その著書「僕はずっと裸だった」の中で、次のように書いていたことを思い出しました。
この世は、見えない物事と見える物事との割合をどうとらえるか、で違った世界になってしまう。現実と予測、と言っても良いのか。**********(p.235 見えるからって何なのさ!)
午後一番で会議に出かけました。
帰ってくる時、橋の手前のせんべい屋さんの前、紺屋町の番屋の斜め向かいで信号待ちをしていると、
左側から70代と思われるご夫婦が、地図を見ながら歩いてきて、私の前に立ちました。
どう見てもご旅行に来られた方です。
お二人で
ここはここだろ、あれはあれだろ、じゃあ、それはどこかな…とお話しています。
私は、口がかゆくてたまりません。
ここはここだよ、あれはあれだよ、だから、それはそこだよ…と教えてあげたいのです。
でも
よく見ると、困っている様子はありません。むしろ、楽しんでいるような気配があります。
(そうか、これも「旅行」の楽しみだよな…)
と気がついて、教えてあげたい気持ちを、ぐっとお腹に呑み込みました。
鈍感にも、
いろんな人の、いろんな楽しみを奪ってしまっているのかもしれないな…と思ってしまいました。
気をつけます。
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はい、お待たせしました。
明日、11月10日発売予定の
『岩手スポーツマガジン スタンダード(Standard)Vol.10 2011年11・12月号』が、書店に並んでいました。
表紙には『完全保存版 岩手ビッグブルズ誕生! Shoot for Iwate〜Go Go BigBulls〜 』とあります。
お買い求めください。700円。
目次には、赤い文字で表記されているものが4つありました。
004 岩手ビッグブルズ誕生!
006 ビッグファイターたちと共に戦う
〜岩手ビッグブルズヘッドコーチ ブライキディス・ブラシオス インタビュー〜
028 岩手ビッグブルズ誕生物語
127 がんばろう!岩手のスポーツ
読んでもらいたい記事は、赤字なのかな…と思ったりしてニヤニヤしています。
今号は、後ろから開いてみてくださいね。
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◇ははははは。違うと思いますよ。
始めの3つの記事は、注目記事なのでそうしているのでしょうが、
127ページだけは、違う意味で赤くしていると思うんです。活字も小さいですし。
◆えっ!? じゃあ、どういう意味で赤くなってるんだろう?
◇カラスや電線と一緒で、赤くしないと「見えてはいない」程のものだから!
◆いじわる!