がんばろう!岩手のスポーツ

岩手スポーツ応援団長を勝手に名乗る平藤淳の個人的なブログです

認識外にある使命

Important Mission we are not aware yet.

finding it on Sports Doctor seminar.

昨日・1月8日は岩手県体育協会が主催するスポーツドクター研修会でした。

日本体育協会公認スポーツドクターや

日本医師会認定健康スポーツ医の方々が主な対象の研修会です。

私は、医師ではないのですが、主催者としての参加でした。

講演は三名の先生。

写真の上左から

■佐塚泰之先生(岩手医科大学薬学部創剤学講座教授)

岩手医科大学薬学部創剤学講座が取り組む、アンチ・ドーピング活動」

■清水茂幸先生(岩手大学教育学部教授、JOC強化スタッフ)

「オリンピック・世界陸上における医・科学サメ[ト」

■向井直樹先生(筑波大学体育系外科系スポーツ医学領域准教授)

「遠征における帯同ドクターの役割と大会救護ドクターの活動」

そして講演後にはフロアディスカッション(写真の下右)が行われました。

12時20分の開会から16時40分の閉会まで

4時間20分を5分の休憩のみという濃密なスケジュールでした。

講師の皆さま、受講者の方々、運営にあたった皆さん、ありがとうございました。

***

さまざまな観点から、興味深いお話があり、

(今日も大儲け!)でしたが、

特に印象に残っているのは

佐塚先生の講演にあった

岩手医科大学薬学部で選択科目として開校されている

「アンチドーピング」の内容紹介です。

その時のスライドが、さきほどの画像の右下です。

見えますでしょうか、

薬学生の認識外にある使命を提示

とあります。

しびれました。

本人が認識はしていないけれども、

世の中から求められている使命を、

薬学生に教えてあげているんだ…ということです。

調べてみると

この授業の「アウトカム」は

スメツ選手の医薬品に対する認識と現状、スメツ薬理学への理解、ド<sングコントロ<汲フ現場を知ることで薬学生の立場からスメツファ<}シストに対する理解を深め、臨床現場にとどまらない薬剤師の役割が認識できる
 シラバス に書いてありました。

スポーツ現場にとどまらない指導者の役割、

レースの結果にとどまらないアスリートの役割、

大会の成功にとどまらないスポーツイベントの役割…

どれほどのことを、認識してるのだろうか、自分。

どれほどのことを、他の人に伝えているのだろうか、自分。

一見、自分には関係ないように思える研修や講演でも

沢山のことに気づくことが出来るのですね。

がんばりますよ、がんばりましょうね!