昨日・6月8日に
「いわてICTフェア2017」の講演会に行ってきました。
岩手県のサイトのイベント案内に
ICTフェアが掲載されていてその一部として
「観るスポーツを支えるICT〜スタジアム・アリーナでの活用事例〜」
という講演を
日本電信電話株式会社新ビジネス推進室の
2020レガシー担当部長
小笠原賀子さんがなさるという告知があったのです。
2020、レガシー、ICT、観るスポーツ…という言葉をみるとドキドキワクワクしてしまうのです。
雨で、風も少し強かったのですが、行きました。
いってよかったです。
***レガシーから***
まず
「2020レガシー担当」という部署の名前です。
私は、
2020は、東京オリンピックの開催年
レガシーは、オリンピックの準備・開催によってもたらされる「遺産」
だろうということは、想像がつきます。
小笠原さんは
最初にその説明をなさいました。
果たして、私の想像どおりです。
でも、
NTTの中では
「レガシー」は、ダイヤル式の「黒電話」などの過去の「遺物」を指した
ネガティブな概念だったそうです。
やっぱり、
言葉の意味の共有、概念規定、
そして
そのことが何を目指しているのか、
ということの共有は
複数の人が集まる場所では、欠かしてはいけないことです。
あ、そういえば「ICT」
ICTとは情報処理や通信に関連する技術、産業、設備、サービスなどの総称です。ICTは「Information and Communication Technology(インフォメーション アンド コミュニケーション テクノロジー)」の略語で
日本では「情報通信技術」と訳されています。
***追い越されている***
今、Jリーグなどで行われている、また、今年札幌で行われた冬季アジア大会などでの
ICTの活用事例が紹介されました。
私の想像をはるかに超えていました。
すごいです。
お客さまが持っているスマートフォンなどの端末を活用して、
つまり
個人の情報端末に必要な情報を提供して
スポーツと街を、もっともっと、楽しんでもらおうという趣獅ナ
さまざまなことが行われています。
ICTの役割としてあげられていたものは二つ
・スポーツの魅力 再発見&伝達
・街の魅力 再発見&伝達
6秒遅れの動画を流し「今のプレー」をもう一度見ることができるようにする、
ゴールキーパーの目線で、プレーを見てみる、
今の反則は何なのかが画面で解説される、
駅からスタジアムまでの道案内をする、
街の商店街の案内をする…
私は
スタジアムのミニFMや美術館の音声ガイドに感動しておりましたが、
世の中は、そんなことではないのです。
考え方が、すっかり追い越されています。
***FreeWifiの意義***
よく、
観光客がたくさんいらっしゃるためには
FreeWifiの整備が必要だと言われます。
あ、フリーワイファイ
外出先でスマホ(スマートフォン)などをインターネットに接続できるサービスで、無料で高速データ通信を利用できる無線接続システム私は、昨日まで、(nikkeistyle→ ここ )
旅行者がスマホなどからインターネットに接続することにどんな意味があるのだろう
と
FreeWifiの意義を疑っていたのですが、
そうではなくて、
観光地や商店街やイベントなどのコンテンツを持っている人が提供した、
スポーツや街がもっともっと楽しくなるための情報を
旅行に来た人たちが手軽に手に入れることができる…
ということが
その意義だということがわかりました。
意義は
電波を飛ばすことではない。
電波に情報を載せることなのだ。
あぶない、あぶない。
誤解していました。
***おまけ***
スポーツの人、少なかったです、会場に。
【日本電信電話株式会社の 2020レガシーのサイトの画面です。
画像をタップして、一度、内容をお読みください。http://2020.ntt/】