がんばろう!岩手のスポーツ

岩手スポーツ応援団長を勝手に名乗る平藤淳の個人的なブログです

最後の授業

昨日、

この3月で定年退職される先生の、最後の授業を参観する機会に恵まれました。

2年生の理数学系の2クラスを大教室に集めての授業です。

数学の授業ですが

「自分のいいとこ探し」から始まり、

それをどう他の人に伝えるのか…というテーマでした。

先生が最後に伝えたかったのは

ごちゃごちゃしたことを

たとえば

 ■経験したこと

 ■その経験で学んだこと

 ■そしてこれから学ばなければならないこと

というふうに、

きちんと分けて、他の人につたえようということです。

勉強になりました。

ありがとうございました。

***

大教室を出ると

調理室がにぎやかです。

いい匂いもしています。

のぞいてみると、一年生がピザを焼いています。

とても楽しそうに

おいしそうなピザを焼いています。

ほとんどの人は、

一生で最後の「家庭科」の授業です。

先生の最後の授業を見た後に、

生徒の最後の授業を見たのです。

3月は「最後」がたくさんあります。

でも、

気がつかないままの「最後」が、たくさんあるような気がし始めました。

***

私の家庭科の「最後」は、いつだったろう…

と考えてみましたが、わかりません。

小学校で、

ボタンのつけ方を教わった覚えがあるのですが

不確かです。

中学校では

男子は「技術」、女子が「家庭」という教科を別々にやっていました。

高校になると

女子が「家庭」を勉強しているときに、男子は「体育」をやっていました。

もしかすると、教科としては、習っていないのか…

と不安になって調べてみると

その当時の学習指導要領は

小学校5年と6年で家庭科を勉強することになっていました。

時代はかわっています。