仮面を脱いだ
私が勤めている
岩手県立不来方(こずかた)高校の普通教室棟3階の西側にある
3年1組は件p学系のホームルームです。
その廊下の窓際に、
しばらく前から、粘土でつくられた、小さな彫刻が置かれています。
それを、私は、勝手に
「ちっちゃなギャラリー」
と呼んで、
置かれた作品を皆さんにご覧いただいています。
今朝の作品は、これ、
配置はこう
大きさ(小ささ)はこう
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唇とあご、ですね。
気のせいかもしれませんが、
見れば見るほど、私の唇とあごに似ているように見えてきます。
とても上手だなあ…
でも、なんで、下半分なんだろう…
やっぱり、
テーマは唇…なのだろうか。。。
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気がついたのです。
ネクタイ、を、スャ唐ニはずし
ワイシャツ、を、スルリとすり抜け …
と、作品で
脱皮の繰り返しを表現している作者がいることを。
(じゃあ、これは『仮面』だろう!)
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とうとう、仮面を脱ぎ捨てました。
さて、
脱皮を繰り返し、仮面を脱ぎ捨てた作者は、
どんな世界で、
どこまで大きくなってゆくのでしょうか。
楽しみです。
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今日の作品は
どちらなのか、わからないのです。
こう名づけます。
「唇あるいは仮面」
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