がんばろう!岩手のスポーツ

岩手スポーツ応援団長を勝手に名乗る平藤淳の個人的なブログです

ぬけがら

一昨日は、

午前・午後:研修会、夜:懇談会

昨日は、

午前・研修会、午後・会議、夜:音楽コース定期演奏会

一昨日、置かれていた、小さな粘土細工の彫刻を、ご紹介できませんでした。

今日、ご紹介します。

***

私が勤めている

岩手県不来方(こずかた)高校の普通教室棟3階の西側にある

3年1組は件p学系のホームルームです。

その廊下の窓際に、

しばらく前から、粘土でつくられた、小さな彫刻が置かれています。

それを、私は、勝手に

「ちっちゃなギャラリー」

と呼んで、

置かれた作品を皆さんにご覧いただいています。

今日は、これ。

赤いネクタイ。

つやのある色粘土でつくられています。

綺麗な「結び玉」が、解かれずに、輪になったままです。

とても上手に作ってあります。

あ、サイズは、やっぱり、こんなに小さいのです。

***

ヘビの抜け殻や

セミの抜け殻を、見たことがありますか?

中身が大きくなって、

殻や皮が間に合わなくなった時に、

昆虫や爬虫類は、甲羅や皮を残して、どこかに去ってゆきます。

ネクタイの彫刻を見た時に

(あ、今日は、ネクタイ! とても上手!)

と、思ったのです。

でも、

階段を下りながら、気がつきました。

(あれは、高校生の抜け殻じゃないのか!?)

だって、

ほどかれていないネクタイです。

ネクタイが結ばれてるときは、中身の高校生もそこにいるはずです。

ネクタイだけが置かれている時は、普通はほどかれた状態で置かれています。

不自然な、ネクタイです。

ネクタイの中身の高校生は、

もっと大きな、もっと違う柄や形のネクタイを求めて、

するりとネクタイから抜け出して、

どこかに行ったんだろうな…

成功すればいいなあ!

と、思ったのです。

***

作品が小さくなるにつれて、

窓枠やすみっこのホコリが、写真に目立つようになってきました。

意味があるホコリならばいいのですが、

もしも

そうではないときは、

展示する前に、あたりのホコリを少しだけ拭いてもいいよね、と…

蛇足、老婆心、おせっかい…ですかね。

***

これまでの作品集は

この下線部をタップするとご覧いただけます。