がんばろう!岩手のスポーツ

岩手スポーツ応援団長を勝手に名乗る平藤淳の個人的なブログです

一歩先まで

昨日、今日と

山形県山形市で、こんな会議・研究会に出席していました。

あ、このネームプレート、間違い探しにも使えます。

私の周りの人たちは、だれも気がついていませんでした。

名前と学校名しか確認しませんものね。

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研究会のプログラムには

山形県立山形中央高校の体育科の

「体育」の授業公開がありました。

1年生から3年生までの一クラスの事業が公開されました。

領域は「体つくり運動」

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3年生は

となりの小学校の子どもたちと一緒に

彼らをリードしたりアドバイスしたりしながら

体を動かしています。

今日が4時間目だそうです。

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2年生は

大人の人たちの

身体的な悩みを解消するためのプログラムを作って

その実践と、大人からのフィードバックと、プログラムのバージョンアップについての発表を行っていました。

一つの班は

たぶん学校に出入りしている「ヤクルトおばさん」の課題を解決を

テーマにしていました。

他にも、校長先生のものもあったりして、

「ペルソナ」がはっきりしていて、現実的です。

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心臓が止まるかと思うほど、

肺が破れるかと思うほどの衝撃を受けました。

さすが「体育科」

子どもたちや大人の「体つくり」のお手伝いができるようになるための勉強をしています。

自分のパフォーマンスを向上させたり

自分の健康の保持増進をはかることを目的とした

「体つくり」にとどまるのではなく、

他人が体をうごかすお手伝いをしてあげて

他の人のため、

ひいては、日本のため、世界のために役立つ人間に育てています。

おそるべし、山形中央高校

体育学系の生徒がいる不来方高校では、

ここまで踏み込んだ授業ができていません。

校長の違いかな…と、汗が出てきました。

がんばりますよ、がんばりましょうね!

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講演は

国立スポーツ科学センター副センター長の勝田隆さん。

キーとなる概念は『インテグリティー』。

これも、たいへん勉強になりました。

時々、全国レベルの研修会に出ておかないと

「ヤブ教員」になってしいますね。

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昨日の午後の講義中に、

机の下のiPhoneからamazonで、参考になる本を注文しました。

今日、帰ってくると、もう本は届いています。

すごい時代ですね。