がんばろう!岩手のスポーツ

岩手スポーツ応援団長を勝手に名乗る平藤淳の個人的なブログです

つっかえ棒の外れる日

岩手県不来方高校の3階にある(と、私が勝手に決めている)

「ちっちゃなギャラリー」には

時々、

粘土でつくった、小さな彫刻作品が展示されています。

だれが、あるいは、だれとだれが、あるいは、だれとだれとだれが、作っているのかはわかりません。

でも、

私は、とても楽しみにしています。

さて、

今日、11月13日は

これでした。

ネズミです、たぶん。

耳の「しわ」や、鼻の、ぶつぶつかげん、まできちんと作ってあります。

すごいでしょう。

あ、

大きさがわかりませんね。

この大きさ(小ささ?)です。

素晴らしいでしょう!

*****

気になったのです。

なんで、杖をついているのだろう…と。

もしかすると

杖のダジャレで「ツェ」…

「ツェねずみ」をあらわしているのか…

だとすれば、

自分を「弱いもの」と言い張って

「償(まど)うてください、償うてください」と言いつづけ、

友を失ってしまうことを、戒めているのか…

はたまた

「シンデレラ」の魔法使いが使う杖を持っていて

これを振れば、自分は白馬になるんだよ、と、将来を皆に暗示しているのか…

皆目、見当がつきません。

降参しようとしていましたが、

よく見ると

杖ではないようです。

棒は、手で持たれていません。

棒は、胸に刺さっているのです。

(あ、支え!?)

見れば、

確かに重心がずいぶん前にあります。

足だけでは、自立できないように感じます。

立たせるための支えが必要だったなんだな、

これは

つっかえ棒だったんだな、と、私は勝手に解釈しました。

*****

ということは

前に向かっているということ。

そして、

動き始め、動き続ければ、

つっかえ棒は、もはや、不要になるものであること、

に気がつきました。

なるほどね、

前に向かって、動き始めるよ、

つっかえ棒は、すぐに外してみせるよ

という動きを示唆した、

ねずみの彫刻なんですね、これは。

おそれいりました!

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