おととい、
近くの県立学校の先生方のスポーツ大会がありました。
試合開始ギリギリになって、
人数が足りないので、バレーボールに出ろ…という指示がありました。
いいトスがあがってきスパイクを打とうとするも、3センチも飛べない。
サーブを打つとネットを越えない。
オーバーハンドパスをすると、両手の間からボールが抜け落ちる…。
散々な有様でした。
私、高校の体育教員だったはずなんですが、
最後に体育の授業をしたのは、2005年の3月です。この10年、体育の授業をしていないのです。
当然、バレーボールに触ったのも、10年ぶり!
「無免許より浮「ペーパー教師」の典型です。
それはさておき、
10年も離れていると、とんでもない変化があるのです。
バレーボールを見てびっくりしました。
表面に小さな凹みがたくさんついているのです。
いわゆる「ディンプル加工」されていました。
白い革の18枚張りのバレーボールが着色されたのは、
1998年ですので、私もそのカラーボールに触ったことはあります。
しかし、
2008年にバレーボールが「8枚貼りディンプル加工」になってからは、
触ったことはもちろん、その変更すら、知らなかったのです。
でも、
バレーボールについては、講釈を垂れていました。
10年前の知識をもとに。
***
本当に危ないと思います。
バレーボールに限らず、私の周りの様々な場面で、「変化に気がついていない」ことは起きているはずです。
常に、という必要はないでしょうが、
何かを企む時、手を出す時には、
(ちょっと、待てよ、もしかすると…)
と、
情報収集をして変化に対応してから動く必要があるだろうな…と、感じた「10年ぶりのボール」でした。
*****
奥さまや旦那さまを、残念ながら失ってしまった方々もいらっしゃることは承知のうえで、
この写真を載せます。ご無礼をお許しください。
昨日、わが夫婦は30周年を迎えました。
数年前まで、親とも離れて住んでいましたので、世界のだれよりも長く一緒にいます。
これは
�@夫婦それぞれが「情報収集と変化への対応」を欠かさなかったのか
�A私が「情報収集と変化への対応」を欠かさなかったのか
�B妻が「情報収集と変化への対応」を欠かさなかったのか
�Cもしかして、どちらも変化していないか
のいずれかでしょう。
これからもよろしくお願いします!