「週末イベント情報」をつくるために、
岩手県内スポーツ団体のサイトを、毎週、のぞいておりますが、
岩手県ソフトテニス連盟のサイトに、こんな告知があることに気がつきました。
復興支援ステップ1第2回小学生中学生練習会のお知らせ
平成26年10月13日(月)、北上市和賀川グリーンパークテニスコートにて「復興支援ステップ1第2回小学生中学生練習会」を行います。新しい理論に基づいた指導を広めるとともに、平成28年度に開催される岩手国体に向けての機運を高めます。
対象は、ソフトテニスが大好きな小学生、中学生とその保護者、指導にあたっている方。学年は問いません。
なるほど、頑張っているなぁ…、と思って読み進んでいるうちに、
腰を抜かすほど、驚きました。
講師は、日本テニス協会S級エリートコーチの本多好郎さん。ウォーミングアップからトレーニング、シングルスの考え方、練習法などを指導してもらいます。
さらに、
今回の練習会には200人近い参加者が予想されます。参加者に満足してもらう指導を行うため、練習アシスタントを募集します。高校1年生以上の年齢で、2巡目国体に向けて何らかの役に立ちたいというボランティア精神のある方をお待ちしています。大人の方も大歓迎です。
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一つは、
講師が「
ソフトテニス」ではなく、「テニス」の指導者であること。
「排他的な傾向」を持つという印象がある
岩手県スポーツ界ですが、
こういうことが受け入れられるようになったのです。
「こういうこと」とは、
県内に、同じテニ
スコートを使って、同じコンセプトで行う競技の、
「S級エリート」という日本最高グレードの指導者がいるから、
その人に教えてもらう…ということ。
垣根を越えている…のです。
もう一つは、
「国体に向けて何らかの役に立ちたいというボランティア精神のある方」を募集していること。
イベントを行う時には、
「眼と眼で通じあう」アシスタントに来てもらうほうが、運営者にとっては簡単なので、
短絡的に
(はい、高校生補助員。●●高校★人出してね!)
となりがちですが、
私の経験上、一番、手間のかかる「大人の方」、も「大歓迎」とあります。
選手をつくろう、運営者を育てようという意図がありあり。
大きく、期待しています。