一昨日のこのブログの記事で、
「関わるために」と題をつけて、
■2016年の第71回国民体育大会と第16回全国障害者スポーツ大会の
盛岡市実行委員会の専門委員会に行ってきたこと
■なぜ専門委員になっているかというと、高校体育連盟盛岡支部長だからであること
■支部長は、輪番でやっているので、今年で専門委員も終わること
■ということは、
2016年の開催年には、私は、盛岡市実行委員会とは関わっていないことに気がついたこと
■そして、愕然としていること
という程の記事をアップしています。
全文は、この下線部をクリックしていただくとお読みいただけます。
それに関連して、
今年のインターハイのプログラムを思い出したのです。
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「平成26年度全国高等学校総合体育大会ハンドボール競技大会・高松宮杯第65回全日本高等学校ハンドボール選手権大会」のプログラムを
男子一回戦の、不来方(こずかた)高校(岩手) 対 大分雄城台高校(大分)が行われた
神奈川県の川崎市多摩スポーツセンター体育館で、
8月3日の午後2時半過ぎに、男子高校生とみられる二人の方々から買いました。
プログラムがなくても応援はできますが、
高校生が頑張っている姿を見ると、つい、買ってしまう癖のある私は、そこで買ったのです。
帰ってきてから、
パラ、パラ、パラと、プログラムをめくってみていると、
「補助役員」
として、多くの方々の名前が並んでいるページが、3ページ、あることに気がつきました。
(ずいぶん、多いな、ページ数)
と思って、よく見ると、
大変なことに気がついたのです。
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補助役員全員の個人名が、ずらりと並んでいるのです。
でも、
様々なところで、高校生が補助役員として活躍しているにも関わらず、
プログラムの名簿には、
「学校名」が、一切、出てきません。
(へえ、ハンドボールって、そうなのか…)
と、
第35回全国高等学校ハンドボール選抜大会のプログラムをひっぱりだしてみると、
こうあります。
『補助員
岩手大学・富士大学・盛岡第二高校・盛岡白百合学園高校・盛岡中央高校・
紫波総合高校・花巻北高校・花巻南高校・花巻農業高校・北上翔南高校・
水沢高校 各ハンドボール部員』
同じハンドボールでも、岩手開催のものは、学校名でくくられてしまって、
個人名は、プログラムには出ていませんでした。
気になったので、
今年のインターハイのカヌー会場で買い求めた、カヌー競技のプログラムを開いてみました。
開場は、山梨県です。
果たして、
こちらの「補助役員」も、所属の記載はなく、氏名が並んでいるだけです。
そういえば、
2007年に秋田県で開催された「秋田わか杉国体」のバスケットボールのプログラムは
補助役員に至るまで、すべての個人名が載っている事実に驚いたことを、
このブログで記事にしたことを思い出しました。
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ということで、
補助役員の記載の仕方は、
競技の特性ではなく、会場となる都道府県の「あり方」のように思えます。
神奈川・山梨の人が、そう考えたかどうかは別にして、
私は、
勝手に、
すごいことだと考えました。
そんなことないよ、と言われるかもしれませんが、神奈川県や山梨県の人は、
補助役員の名簿を通じて、
コートをモップで拭いたり、オフィシャルを手伝ったり、プログラムを売ったり、体育館入口で靴袋を配ったりしている人たちは、
「あて職、
つまり、地元の高校生だから、あるいは、高校の部活動に所属しているから、
ということで補助役員を割り当てられてやっている人たちではなくて、
個人として、
すすんで、補助役員を手伝っている人たち」
ということを表したかった、
あるいは、
そうあってほしいという気持ちを表していたのかもしれないなぁ…と、
私は、感じたのです。
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自分の力を生かして・伸ばして関わる人、を育ててゆく
自分の力で関わるために、自分の力をつけてゆく…
そうしないと、
2016年の二つの大会に関わることが難しいような気がしています。
私は、
自分の力で関わりたいので、がんばりますよ!
がんばりましょうね。