がんばろう!岩手のスポーツ

岩手スポーツ応援団長を勝手に名乗る平藤淳の個人的なブログです

味付けで売る

福岡県に住んでいる大学の先輩から

『辛子明太子を日本ではじめて製造・販売した「ふくや」』の辛子明太子製品を、

たくさん送っていただきました。

ほら、

こんなお菓子、岩手県では見られないでしょ。

(左が「ふくやの明太子せんべい」、右が「博多チップス」。当然、どちらも辛子明太子味

 あ、バックのチラシは、明太子には関係ありません。)

ありがとうございました。

この前、

岩手県北上市にある

岩手県立黒沢尻北高校の創立90周年事業の一部として行われた

記念ラグビー試合のために福岡県立福岡高校北上市に来た時に

その先輩は、

チームに帯同して岩手県にいらっしゃったのです。

(わしも 北上に ゆくけんね。ガルは 忙しいですか?)

というメールが来れば、ご挨拶に行かないわけにはゆきません。

よく会いに来た! ということで送っていただいたのだと思います。

あ、「ガル」は「ガルーダ」の略。

大学時代に、私は、こう呼ばれていました。

少年マガジンに連載されていた

「紅の挑戦者(チャレンジャー)」に出てくる

主人公のライバルの、

タイのムエタイ王者「ガルーダ」に私が似ていると、

大阪から来ていた雄二さんが命名してくださったのです。

似てたんでしょうね。

光栄です。

(あ、言わなくてもおわかりでしょうが、ガルーダは右側の大きい人です…)

*** 閑話休題 ***

あ、ガルーダの話はどうでもよくて、

辛子明太子関連商品のラインアップの多さに驚いたのです。

岩手にはこんなに関連商品が出るものはないよなぁ…と。

でも、

よく考えてみれば、

これは

「明太子」の関連商品なのではなく、

「辛さ」の関連商品なのだ、ということに気がつきました。

今さら、ですが、

明太子は味付けで売っている商品だったことに、気がつくのです。

私たちは、

素材を大きく育てることには気が回ります。

でも、

素敵な味付けをすること、他の人にはない雰囲気を持たせること、が、どうやら苦手なようです。

明太子にたとえて言えば、

私は、

もっと大きな明太子素材を手に入れたり、

大きく大きく育てたりすることで「巨大明太子」にして勝負しよう…と考える傾向にあります。

でも、

辛子明太子を開発した人は、

常に「何か別の味」を加えたら、素材の獅ンをもっと生かせるのじゃないか…

と考えていたのだと思います。

スポーツでも、学校教育でも

「大きく育てる」だけではなくて

「何か別の味」をつけてあげることのほうが大切なような気がしてきました。

気をつけましょうね、気をつけます。