がんばろう!岩手のスポーツ

岩手スポーツ応援団長を勝手に名乗る平藤淳の個人的なブログです

言語性別恋愛対象

おととい、は、

岩手県盛岡市の「サンセール盛岡」で

岩手県高等学校教育研究会学校保健部会」と

岩手県学校保健会高等学校部会」という団体が合同で行った「総会・研究大会」に出ていました。

研究大会の締めくくりに、

岩手県立大学看護学部教授の福島裕子先生のご講演がありました。

テーマは

「高校生の性と生にどう向き合うか 〜岩手県の高校生の調査から〜」というもので、

岩手県高等学校教育研究会学校保健部会と

福島先生もそのメンバーである「いわて思春期研究会」が、平成25年に調査したデータに基づくご講演です。

なるほど…と思ったことを、

二つだけ

ここに書きます。

【プロテクトとプロモーション

手渡された、スライド画面を印刷した資料のなかに、この一枚がありました。

(実際のご講演の中では、時間の関係で、スルーでしたが)

したほうがいいんじゃない、

ではなく、

しないほうがいいよ、

という教え方、

つまり、

プロテクションで、自分や他人を導いている自分に気がつくのでありました。

あぶない、あぶない!

プロモーション視点も持たなければ!

【マジョリティーの見方】

ここで、

セクシャリティーについて語るつもりは、一切ありませんが、

セクシャルマイノリティーであると回答した人が10パーセントもいるということについて、

考えさせられたのです。

40人のクラスの中に、4人ほどは「セクシャルマイノリティー」がいる…

そして、悩んでいるのかもしれない…

ということ。

そして、

この調査対象は、

ロサンゼルスでも東京でもなく、岩手県の高校生であることにも驚いたのです。

たぶん「マジョリティー」である私は、

そういう気持ちでいる人たちがいるんだ、ということにすら、気がつかないで今までを過ごしてきたのです。

講師の福島先生が、例に出しました。

男女のカップルが、仲よさそうに歩いているとき、どう思うか。

きっと、

セクシャルマジョリティーカップルだと思うだろう。

でも、

生物学的には男性だが心の性が女性、そして、恋愛対象が女性の人と

体も心も女性で、男女両方を恋愛対象としている人が

恋愛関係にあるのかもしれない…。

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おとといの私のfacebook記事をまる写しします。

***まる写し始め***

不来方高校だより オマイガッ!】

今日の午前中は、

平成26年不来方高校スピーチコンテスト」でした。

英語、フランス語、中国語の3部門で、スピーチのコンテストが行われるもので、

国語学系の1年から3年までが参加しています。

写真上は休憩中の様子。

運動着を着ているのは、朝、自転車で来て、すっかり濡れてしまった生徒です。

写真下は

スピーチの原稿。

素敵なスピーチをありがとうございました。

英語部門を聞かせていただきましたが、

明るくて元気になるテーマ、重くて深くて考える必要のあるテーマなど、様々な考えを、外国語で発表する力は

とても素晴らしかったのです!

おそるべし、岩手県不来方(こずかた)高校外国語学系!

さて

会場に行くと、

すべてが英語で行われることに気がつきました。

進行、連絡、挨拶…

当然、

校長あいさつがあるのです。

(オマイガ!)

困ってしまいました。

そこで、挨拶のはじめに

グモーニン エブリワン!

ソーリ

アイ ウィル メイカ スピーチ イン ジャパニーズ。

ビコウズ オブ マイ プアー イングシッリュ アビリティー

ナット ピュア!

その後、日本語でつないで、

最後に

ドゥー ヤ ベスト。

サンキュー!

で、なんとなくそれらしい雰囲気にしたつもりでしたが、

結局、

日本語で話したのは、私だけ…。

修業が足りません…。

ちなみに

「ナット ピュア」では、三分の一ほどの生徒は、笑ってくれました。

ホッとしたぁ!

***まる写し終わり***

ここにも、大きな思い込みがあります。

日本の高等学校では、すべての物事は日本語で進んでゆく。

だって、日本人は日本語を話すから。

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私は、

日本では、「日本語、男、女性」か「日本語、女、男性」しかないのに、無駄だよなぁ…

と思っていましたが、

一昨日と昨日の二日間で

そうではない人たちもたくさんいるんだよ、ということに気がつきました。

そうではない人たちに気を配らねばなりません。