ひさびさの
「がんばろう!岩手のスポーツ」がお送りする「岩手スポーツ検定(1級問題)」
【問題】
はい、この看板は、どういうご商売をなさっている「タカハシ」さんの看板でしょうか?
【ヒント】
■カタカナに足が生えているようですね。
■「シ」の、一画目、二画目が靴跡のように見えますね。
*****
さまざまなことが重なって、
昨日は、弘前市にお墓参りです。
ゴールデンウィークには行けない見込みなので、桜の名所「弘前城」に寄って見ました。
どうですか、この素晴らしい「岩木山」。
桜まつりの準備は進んでいましたが、当然、開花はしていません。
(残念だなあ、でも、時期が時期だから、あたりまえだよなあ…)
と歩いていると、突然、満開の桜が!ほら、このとおり!
(な、なにこれ!?)という人は、最後まで読んでね。
*****
【クイズの答え】
「タカハシダンススクール」の看板です。
看板の全体はこうなっています。
タカハシさんは、
ダンスを教えて、お客様が楽しくダンスを踊れるようになることをご職業としてるのです。
とても素敵な看板ですよね。
あなたは、何を思い浮かべましたか?
靴ですか、靴下ですか、それとも、足が足袋のように見えて「お祭り用品」でしたか?
*****
ダンスをする…という行為を想像した方は、どれほど、いらっしゃったでしょうか。
このような「靴を履いたカタカナ」を見れば、自分も「物」を想像します。
行為をあらわすものだとは、思わないでしょう。
ヒヤリとするのです。
*****
「スポーツ」は、「行為」です。
野球の道具が1チーム分、誰もいないグラウンドに置かれていただけだとしたら、
それを
スポーツと呼ぶ人はいないでしょう。
逆に、
手製の布のボールを、そこら辺にあった棒きれで打ち、
素手でボールを扱いながらも、
ボールを打った人を進塁させないように頑張っている人たちの妨害をかいくぐり、
地面に石で書かれた四つの「ベース」を一周してきたら一点がもらえるゲームを
9人ずつのチームにわかれて行っていたとしたならば、
それを、
スポーツ(野球)と呼ばない人はないでしょう。
行為の集合体、行為をする人たちの集合体が「スポーツ」にはなくてはならないものであると、
私は、考えます。
学校教育も、同じことだろうと考えています。
時々、このことを忘れてしまう時があります。
私たちが育てたいのは、
ものじゃないんだよ、人の行動なんだよ…あぶない、あぶない。
**********
弘前公園にはこんなバックパネルがあるんですよ。
とても面白いでしょ!
是非、花が開いていないときに行って見てくださいね。