がんばろう!岩手のスポーツ

岩手スポーツ応援団長を勝手に名乗る平藤淳の個人的なブログです

×失敗をおそれず

これ、ホチキスの針。

色がついていますよね。

いったい、なんという会社のものでしょうか?

えっ、源氏じゃないよ。

あっ、

赤は源氏、白は平家、なんて誰も知らないか、もはや。

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テレビを見ていたら、

選抜高校野球に関連する特集が流れました。

『「失敗を恐れずに…」という言葉をモットーとして、果敢に挑戦してゆく』

という、賞賛のニュアンスを持った、アナウンスがありました。

違和感を持ちました。

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3月16日の日曜日に、

岩手県盛岡市岩手県体育協会会館で、

株式会社チームフローの代表・平本あきお さんによる、

ソチ五輪でメダルをもたらしたメンタルスキル』と題した「アスリート向けコーチングライブ」

が行われました。

凄い!のひとことです。

岩手県在住のチームフロー認定コーチ・阿部亮介さんのfacebookにも、その様子がアップされていますので、

この下線部をクリックして覗いてみてくださいね。

さて、

写真のホワイトボードに書かれているとおり、

チームフローコーチングは

 �@ 一人ひとり違う

 �A できるところを探す

 �B 本人も気づいていないところを見つける

という特徴を持っていて、

その認定コーチは、ちまたでよく見られる「教えるコーチ」「任せるコーチ」ではなく、

「引き出すコーチ」

であるという説明がありました。まさに、そのとおりでした。

きちんとしたメソッドに立脚した「科学的」なアプローチのメンタルトレーニング、と、私は感じました。

余談ですが、私のスイッチは

 無音、

 右わきでジャンプしている相手ひとりと、空中のボールだけが見えて

 自分が

 直立姿勢で、左右左と前に進み、両手をあげて跳びあがった時に、

 「ヘソ」だけが上前方75度に向かってさらに移動して、しばらくとどまる)

ことのようです。ワークをして発見しました。

あ、何のことか分からないですよね。私は分かります。

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5時間のワークをふんだんに含んだセミナーの後半で、

「スランプからの脱し方」

というテーマが出てきました。

ここでは、具体的には説明しませんが、(本当に、そのとおりだなあ)と実感しました。

こういうワークがありました。

 ■ 15秒間で、この部屋の中にある「茶色いもの」をたくさん探せ

 ■ 目を閉じろ

 ■ 目を閉じたまま、思い出せ。

   青いものは何があった? 赤いものは何があった?

青いものと赤いものは、何一つ、思い出せないのです。

スランプってこういうことで、

調子が悪いこと、自分に都合の悪いこと、自分が不安になっていること…だけしか思い浮かばなくなる

という程のことなんだそうです。

確かにそのとおり。

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失敗を恐れず…ということは、

「失敗を考える」ということです。

きっと失敗します。失敗を恐れて動かない、ということになるかもしれません。

そうであれば、

何事かに挑む時は

成功を信じて…という姿勢をとればいいわけです。

「成功を考える」ということです。

そうすれば、きっと成功します。

成功のためのことがよく見えるはずですから。

これ、

「ペップトーク」の講演会で教えていただいたことと同じです。

『「成功を確信して…」という言葉をモットーとして、果敢に挑戦してゆく』

という生き方が大切ですよね。

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はい、

冒頭のホチキス針は

東北楽天ゴールデンイーグルスの資料を閉じていたものです。

楽天イーグルスのチームカラーは「クリムゾンレッド」

どう見ても、

チームカラーと同じ色のホチキス針を使っているように見えます。

日本シリーズを制覇したチーム・会社は、ここまで徹底するんだなあ…

自分は、まだまだ、というか、全然、だなあ…

ということを教えられた、楽天イーグルスの提案書でした。