がんばろう!岩手のスポーツ

岩手スポーツ応援団長を勝手に名乗る平藤淳の個人的なブログです

左下奥

ちょうどコーヒーがなくなった時に、この回覧。

そうか、あと5週間で消費税率があがるのか、

こういう意味での新年度準備もしなくちゃいけないな…と。

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アマゾンを意識して、本は作られるべきかな…と。

とっても素晴らしい本なのですが、アマゾンのサイトでは、この図が表示されます。

カバーが真っ白なので

どうも、見栄えがよくありません。注文するのに、ちょっと躊躇しました。

でも、読んでみると、とても素晴らしい!

思わず、

アマゾンに「カスタマーレビュー」を書いてしまいました。

お読みください。

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  この本を読めば、スポーツの捉え方が大きく変わります。

  スポーツが創りだすものを、もう一度、考えるきっかけになる本です。

  「レガシー」という言葉が、世の中にあふれています。

  2020年の東京オリンピックパラリンピック開催のレガシー、

  そのキャンプ地になることのレガシー…。

  でも、この言葉は漠然とした使われ方をしています。

  著者は、

  レガシーを「3つの軸」でとらえ「八個のキューブ」に分類する、

  「レガシー・キューブ」というPreussの考え方を紹介しながら、

  それに「時間軸」と「空間軸」を加えて考えよう、と提案しています。

  この考え方で、スポーツイベントやスポーツ活動を捉えると、

  輪郭がくっきりと見えてきます。

  私たちは

  「ャWティブ・有形・計画的」なものだけを「レガシー」と呼びがちです。

  そして、その対極にある

  「ネガティブ・無形・偶発的」なものは、無いものとして話を進めています。

  そのことが、

  現在のスポーツに関する様々な問題を発生させた、原因の一つでしょう。

  星が一つ足りない理由は、

  本のタイトルが「東京とオリンピックに関係する人」が読む本…

  という印象を与えてしまっている点。

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あ、

肝心の書名をお知らせするのを忘れていました。

『オリンピック・レガシー: 2020年東京をこう変える! 』、間野義之、ャvラ社

是非、お買い求めのうえ、お読みください。

(上の段落の下線部クリックでamazonの注文画面に行けます。)

せっかくなので「レガシー・キューブ」をご覧いただきます。

いかがですか。

左下奥にあるはずの「ネガティブ・無形・偶発的」のブロックは、

この角度からでは一面も見えていませんよね。

見えないからと言って、無いことにしてはいけないのです。

今、騒がれている、スポーツの「歪」は、そこに隠れているような気がしてなりません。

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どうでしょう、岩手のスポーツ関係者の皆さん、

読書会してみませんか?

そして、

どうしてもわからないところをお聞きするために、岩手県に間野先生をお呼びしてみませんか?

会費を集めれば実行可能です。

事務仕事は私がやりますが。