昨日、今日と、
「第87回全日本学生スキー選手権大会」いわゆる「スキーインカレ」の
アルペン競技の係員として、雫石スキー場に行ってきました。
ちがいます、ちがいます、
本部でお茶を飲んでいるんじゃなくて、一日、外に立っている仕事です。
昨日は、足の指がもげてしまったかと思うほど足が冷たく、泣きたくなりました。
あ、足の指がもげたことがないので、これは想像ですが。
これは、ボランティア。
でも、
昨日の夕方は、ちゃっかり、開会式にも出ています。
これは、仕事。
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すばらしい開会式でした。
開会前に「アトラクション」があったのです。
一つは、岩手県立雫石高校の「上駒木野参差踊(かみこまぎの さんさおどり)」
すばらしい!
さすが、
今年度の全国高等学校総合文化祭で文化庁長官賞・優秀賞を受賞した踊りです。
でも、
それよりも感動したのは、
雫石町立雫石中学校の応援団の応援です。
ひさびさに、鳥肌がたちました。
雫石中学校の応援団といえば、
第67回盛岡市内一周継走大会での中学校応援団の様子をyoutubeにアップして
その素晴らしさを
みなさんにお知らせしていましたよね。この下線部をクリックすると動画が見られますよ。
それはさておき、
舞台の「そで」には、女子中学生のチアリーダーが控えていたのだと思います。
だって、
手に持った「ャ塔ン」が舞台端の幕から見え隠れしていましたから。
そのャ塔ンが、
応援団リーダーの鰍ッ声に合わせて、ちゃんと動いているのです。
(見えないところでも、みんな一緒に演技をしているんだなぁ、素晴らしいなぁ)
選手団へのエールになりました。
チアリーダーはやっぱり舞台の「そで」でャ塔ンを動かしています。
もっとびっくりしたのは、
これも雫石中学校の吹奏楽隊。
30人ほどの編成だったでしょうか、
全員が、大声でエールを送っているのです。
(楽器を演奏していない時には、地元の中学生として行動しているんだなぁ、素晴らしいなぁ)
あまり素晴らしい中学生たちだったので、涙が出そうになりました。
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開会式では、私は舞台の上に座っていました。来賓、ですが、代理です。
さまざまな場面で、「舞台そで」から拍手の音が聞こえるのです。
あまりきょろきょろすると、
うっかり「わき見をしている平藤」の写真を撮られてしまうので、我慢していましたが、
選手宣誓のどさくさに紛れて「そで」を見てみました。
優勝旗・優勝杯返還やレプリカ授与で介添えをなさっていた、
女性職員の二名の方が、一生懸命に拍手をしていらっしゃいました。
(任務のないときには、地元の人として行動しているんだなぁ、素晴らしいなぁ)
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スキーインカレは2月20日まで続きます。
私は、
最初の二日を手伝っただけで、明日からはお手伝いには行けません。
実は、
旗門審判員は、10人ぐらいしかいないのです。足りないんです。
しかも、
1月の大会と同じように、秋田県の人が4人も手伝いにきていらっしゃる…。
盛岡の企業にお勤めの、私の知り合いの方も、インカレ中は休暇を取って、ずっと旗門審判をするとおっしゃっていました。
先輩方に、寒いところで過酷な仕事をしていただいていることを思うと、
申し訳ないような気がします。
旗門係長に今日帰り際にこう言いました。
(明日から、仕事で、こられません。
インカレの後の全日本ジュニア、その後のコンチネンタルカップ…
全部だめです。仕事を入れられました。
申し訳ないのですが、今日で、今シーズンのお手伝いは終わりになります。
本当にすいません。)
係長はこうい言いました。
(何、言ってるの。
仕事じゃしょうがないでしょ。
今シーズンも、来れる時に来てもらって、本当に助かった。
こちらこそ、本当にすいませんだよ!)
つらいので、そろそろ…と思っていたのですが、
仕事のないときには、どんな立場でふるまえば良いのかということを、
舞台そでのチアリーダー、舞台下の吹奏楽隊、舞台そでの役場職員から教えられた私は、
来シーズンも手伝うことを固く心に誓ったのであります!