がんばろう!岩手のスポーツ

岩手スポーツ応援団長を勝手に名乗る平藤淳の個人的なブログです

中間の日

今日は、大きな節目の、特別な日です。気がついていますか? ***** 何回かこのブログで記事にしていますが、 私は、この文を読んで、東日本大震災津波後、モヤモヤしていた考え方が整理できたのです。 三島邦弘さんがお書きになった、 『計画と無計画のあいだ---「自由が丘のほがらかな出版社」の話』(河出書房新社)です。
先に述べたとおり、ぼくが起業を決意するに至った「計算式」は以下であった。 「いい本をつくり、しっかりと読者に届けたい」   + 「ひとつひとつの活動が、未来の出版を築く一歩でありたい」 つまり、ぼくにとって「出版社をつくる」ことは、「未来の出版を築く」ものでなければならなかった。でなければ、どこかの出版社で、これまでどおりの活動をしていればいいだけだ。 もちろん、それを否定しているわけではない。ただし、自覚的であるべきだとは思っている。何に対して自覚的であるべきかといえば、いま自分たちが精を出してやっている活動は、「かつて」よくできていたシステムに乗っかってのものであるいうことに対して、である。あくまでも、現在乗っかっているシステムは、延命措置でしかない。そして、おそろしいことに、ぼくたちはそのシステムの上で、がんばればがんばるほど、「延命」に加担している。望むと望まざるとにかかわらず。(「5 手売りですが、なにか。」P96・97)
***** 第61回国民体育大会は2016年に岩手県で開催されます。 私の名刺の裏には、こういうことが書いてあります。
***** 今日は、 東日本大震災津波が発生した、2011年3月11日から、1016日目の日です。 そして、 第71回国民体育大会の総合開会式が行われる、2016年10月1日まで、あと1016日の日です。 中間の日です。 自分はこれまで、新しいシステムを、どれほど動かして来たのか…ああ、カタチにできていない 自分はこれまで、古いシステムを、どれほど修正してきたのか…ああ、なにも変えてきていない 来し方行く末を、もう一度、見直さなければいけない日です。