昨日は病院でした。
朝9時の予約なので、早く終わるかと思いきや…やっぱりお昼までかかります。ふぅ。
待合室で待っていると、
入院の服を着た男性が三人、大声で笑い声を交えて話をしながら、エコーの部屋にやってきます。
どう見ても人間ドッグ。
具合の悪い人、心配な人しかいない空間には、似合わない風景。
診察待ちの人たちにも、ちょっとは気を配ろうね。
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今日は、若年者の就業支援をしている「ジョブカフェいわて」のイベント
『いま、子どもの「働く」を考える。保護者・教員のための企業見学会』に、
保護者でも教員でもないくせに、行ってきました。
県内企業で職員採用をなさっている方お二人から「採用したい生徒、入社後に頑張っている人とは?」というテーマでお話がなされたのです。
私は採用にはほとんど関わっていませんので、とても興味深いお話をお聞きすることができました。
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2016年に岩手県で開催される第71回国民体育大会(希望郷いわて国体)に向けた「選手強化」のお話です。
この下線部をクリックすると資料が見られるのですが、
選手強化は「第71 回国民体育大会強化委員会基本計画」の考え方に立って作られた「年次計画」により行われています。
その、計画の中には
「指導者の養成確保」策として「優秀指導者の確保」という項目がありますし、
「選手の育成確保」策として「雇用環境の整備促進」という項目があります。
どちらも具体的には
「Uターン・Iターン・Jターンの促進」のための事業をするということが示されています。
その関連もあっての今日のイベント参加でしたが、お話を聞きながら、「雇用」ということを
再び考えていました。
震災津波直前に
雇用の形態を考えてみようよ…という趣獅ナ、このブログに記事を書きました。その時の図が、次のとおりです。
その時の記事はこの下線部をクリックするとお読みいただけますが、
その考え方に、間違いがあったことに気がつきました。
後ほど、きちんと考えて訂正しようと考えます。
とりあえず、現在、間違っていると考えた点をお示します。次の二点です。
�@雇用と支援をきちんと分けていない
�Aプロ選手としての雇用が想定されていない
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思い切って質問してみました。
「スポーツ実績を決め手として、社員を採用したことはありますか?」
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極端な話をします。
あなたが、もし、高校の体育教員の採用担当者だったら、
100mを9.76秒で走る、ジャマイカ人のウサインボルトを「教員」として採用しますか?
あ、違います、違います、
スャ塔Tーとして支援するのではなく、学校で授業をする教員として雇用しますか…という意味です。
私たちは、
「スポーツマンは、明るく礼儀正しく、忍耐・努力をする力が強いから、採用すべきである」とか
「頂点を極めたものは、成功するすべを身につけているから、どんな分野でも役に立つ人材である」などという
根拠のない自信で企業に採用をお願いしたり、
最近は、
「国体はオール岩手で進めるものであるから、企業もその一員として選手を雇用すべきである」などという、訳の分からない理屈で企業にアプローチしたりしています。
もしも、私が、採用担当者だったなら、
日本語が使えない100m世界記録保持者を、体育教員として雇用することはしません。
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私の質問に答えて、企業の方はこうおっしゃいました。
「スポーツ実績を決め手として、社員を採用したことは、ない。
ただし、
スポーツで身につけた力を、
自分の言葉で説明できて、その力を仕事に生かせるだろうと見込んだ人は採用するだろう。」
あららららら、
この答えって、一見、スポーツを高く評価してくださっているように見えますが、
実は、
「スポーツ」のかわりに「音楽」や「ボランティア」や「サークル活動」や「アルバイト」でも成り立つ答えなんですよね。
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ということで、岩手ビッグブルズの秋田戦は断念。
とほほほほ。。。