昨日「空飛ぶ鬼剣舞」の写真をご紹介しました。
たぶん、
こんな真剣な目つきをした幼稚園児が、
先輩の踊りを舗装道路にじかに正座して見るようになって、
さらに精進を重ねると、空を飛べる舞い手に育ってゆくのですよね。
伝統券\って、すごい!
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朝、目を覚ますと、雨でした。
と同時に、体調がすぐれないような気がしました。
午後の全国高校ラグビー岩手県予選決勝は、会場に行かないで、テレビで生中継を見ることに決めました。
テレビ中継のあるようなラグビーの試合は、だいたい、グラウンドに見に行きますので、
テレビで県内の試合を見た記憶がほとんどありません。
雨の中、現場で様々な仕事をなさっている方々には申し訳なかったのですが、家でコーヒーを飲みながら寝転がって、テレビ観戦をしていました。
そろそろラストワンプレーかな…
というタイミングで、点数が少ない黒沢尻工業高校が、相手反則によりペナルティーキックを得ました。
ラグビーは、プレー途中にゲームが終了することはありません。
状況から、逆転はないとは思えましたが、
3年生の最後の試合ですから、黒沢尻工業高校はボールを展開して、得点するためのプレーをするはずです。
(最後のプレーは、どんなスピリットでプレーするんだろうか?)
と身を乗り出した瞬間、
画面の中では、
な、な、なんと、レスリングの姿をした吉田沙保里選手が、目からアルソックビームを出し始めたではありませんか。(こんな感じです。)
一瞬、なにがなんだかわからず、すっかり混乱してしまいました。
が、気がつきました。
(放送時間終了かぁ!)
ロスタイムが多かったため、放送時間に入りきらず…ノーサイドの瞬間が見られませんでした。
岩手県中の人が、こんな気分を味わっただろうと思います。
それをどうこう言う気持ちはありません。
予想よりもロスタイムが多かっただけで、誰が悪いわけでもないからです。
でも、
テレビで見ないと、こんなことには気がつかないのです。
ラグビーの危機を感じました。
高校野球の県予選決勝で、
9回裏・2アウト後の打者がバッターボックスに入った瞬間、アルソックビームが出るはずはないと思いますし、
高校サッカーの決勝で、
PK戦の途中にアルソックビームがでるはずもありません。
もしかすると、
ラグビーは、岩手県内では、魅力あるスポーツではなくなっているのかもしれません。
がんばります。がんばりましょうね。
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あ、失礼しました。
決勝の結果は
○黒沢尻北高校 29 ・17 黒沢尻工業高校●
で、黒沢尻北高校の2年連続4度目の花園出場が決まりました。