今日は「二百十日」。
字の読めない人のために作られた「盛岡暦」では、二百十日を図のように表すのだそうです。
「銭二百文」「砥石」「蚊」で「にひゃく・と・か」
ぎゃはははは、この類、大好きです。
立春から数えて210日目。こういう日だそうです。
この時季は稲が開花・結実する大事なときですが、台風が相次いで襲来し、農作物が被害を受けてしまうことがよくあり、厄日とか荒れ日などと言われています。(そうか、大事な時だけど、嵐がきて邪魔される時期なのか。どうも、そんな気がする…。)一つの目安として警戒を呼びかけていたようです。
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今日は久しぶりに「何もない日曜日」でした。
昨日までは、盛岡南公園球技場に行く気満々でしたが、様々な事情で予定変更になり、グルージャ盛岡の天皇杯一回戦を応援することはかないませんでした。
関係者の皆様、お許しください。
さて、
待ち合わせ時間まで、本を読んでいようと思いました。
(ちょっと高いけど、ゆっくりできるスターバックスにしよう…)
端っこの席を選びました。
しばらくすると、従業員の人が出入りする、バックヤードのドアがすぐそばにあることに気がつきました。
全然、気にはなりません。
ちょうど、シフトが変わるころなのでしょうか、
頻繁にドアが開きます。
私服で、リュック(う、バックパックとかいうのかな、今は…)を背負った若い人が、
ドアのカギになっている暗証番号を、ピャsモニ押して、ドアを開けて部屋に入ってゆきます。
入っていった人を見て、気がついたのです。
出勤する人は、みな、入り口からは直接見えない、角の向こう側にある「食器下げ場」を、五歩ほど戻って、必ず覗いてから、部屋に入ってゆくのです。
もしも、そこに、
トレイやカップがあれば、
私服でリュックを背負ったまま、片手でそれらを持ち、反対の手で暗証番号を押してノブを回し、入って行きます。
時計を見ると正時には、10分ほどあるのです。
(まだ、勤務時間外だろうに…)
素晴らしい人たちだ!
私だったら、中に入って、着替えて、勤務時間になってから、おもむろに、トレイやカップを取りに来るんだろうな…。
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私は、とうに、
今の若いものは…とか言ってしまう年齢になってしまっていますが、
実は、
昨今のさまざまな事柄は、
今の若いものに対する教育をしている、今の中高年は…という文脈で語られるべきことじゃあないのかな…
と、
身震いしてしまいました。
さあ、9月です。