今週は、なにやかやとあって、ブログの更新ができませんでした。
ハードな一週間も、やっと金曜日…と思ったら、今日も仕事があることに気がつき、昨日も寝てしまいました。ふぅ。
頑張ります。
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昨日の盛岡は、気象庁が
『「これまでに経験のないような大雨」として、避難など身を守る行動を取り、災害に厳重に警戒するよう呼び鰍ッた』ほどの雨でした。
私の周りは大丈夫でしたが、だいぶ被害が出ているようです。お見舞い申し上げます。
岩手県では災害対策本部を設置し対応にあたっています。
自衛隊にも派遣要請をしたそうです。県庁の駐車場には久しぶりに自衛隊の車が停まっていました。
ありがとうございます。よろしくお願いします。
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雨には勝てません。
4日に北上市のフォルダパークでお聞きした、小松由佳さんのお話を思い出しました。
日本人女性初のK2登頂に成功した登山家で、現在はフォトグラファーをなさっています。
その演題は、
「山に生かされて」
人間は自然の前では無力。
生き物が、一切、存在していない、8千メートルを超える山にいると、自然によって人の生き死にがコントロールされているんだなあ…と感じるのだそうです。
文字どおり「山に生かされて」いることを実感するとのことでした。
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小松さんは今は山に登ることをやめ、フォトグラファーとして海外を中心に活躍しておられます。
なぜ、そうなったか…ということを、小松さんは講演の中でこうおっしゃいました(と、私は聞きました。)
他の生活をしている人の「価値観」を知りたくなって…
小松さんの公式HPには、こうも書いてあります。(太字は私の仕業です)
多様な自然環境の中で、どのように人間は生きてきたのか。自然との強い結びつきの中に生きている人々には、生きることへの祈りと感謝があり、そこには脈々と受け継がれてきた豊かな精神性を感じさせられます。人間の生の多様性とともに、大地と人間の深い絆を写真によって表現したいです。そしてたくさんの人の心に、温かいものを残すことができたら幸せです。**********2001–2005 東海大学山岳部で登山を学ぶ
2004–2007 ヒマラヤ登山に魅せられる
2006 世界第二の高峰K2(8611m/パキスタン)に南南東リブルートから登頂
2008 自然の中に生きる人間の暮らしを学ぶため牧場で働き、乳牛の世話をする
2008–2013 多様な人間の暮らしを求めて東西アジアを旅する
今日は午前中、「いわて運動部活動指導者ステップアップ講習会」という研修会に出ていました。
メインの講師は、
何度も、お話をお聞きしましたが、何度も深く反省させられるのです。
今日のテーマは「運動指導の勘どころ 〜その技と心〜」
やっぱり、素晴らしいお話です。
レジメは4つの項目からなっていました。
1 違いを生み出す違いを見抜く
2 人間の教育と動物の調教
3 生徒の能力を引き出すコミュニケーション・スキル
4 アンガー・マネジメント
詳しくは機会を見てお話しますが、
アンガー・マネジメントの項目に、こんな記述があったのです。
(2) 怒りの正体
「意見や立場の違いを受け入れられないこと」が一番の怒りの正体
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白石先生の「意見や立場の違い」って、小松さんの「人間の生の多様性」と同義だと思います。
乱暴に「価値観の相違」とまとめてしまいます。
「価値観の相違」に興味を持ち、受け入れて、ともに進んでゆけるか、
それとも、
「価値観の相違」を敵とみなして、敵を殲滅して、一人進んでゆく…
さて、どちらが正しいでしょうか。
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午後からお墓聡怩ノ行ってきました。
帰りに、昨日、がけ崩れと当リで道路が使えなくなり、10名ほどが一時孤立した、御所湖広域公園艇庫(通称・御所湖漕艇場)に寄ろうと思いましたが、まだ、西・東、どちらからも道路は通行できません。
対岸から眺めるしかないのです。
艇庫はシャッターが閉まり、水はついていないようですので、ボートやカヌーは大丈夫だと思いますが、
岸にあるはずの「浮桟橋(船台)」が見えません。流されたのでしょうか。
それどころではない方々がたくさんおられることは、十分承知しておりますが、
(浮桟橋がないと船は出せない!早く何とかしないと。。)と職業上思ってしまうのです…。
自然の力はとてつもなく大きいのですね。