どうでしょう、この美しいフォーム!
あ、右上の白いものはバドミントンの羽根ではなく、「祝い餅」と書いてある「餅」です。
右上から飛んできた「祝い餅」を左ャPットに入れようとしている私の勇姿。
国際餅まき協会(KMK)が「顔だけひねり左ャPット直接受け開脚口開き」通称「hirafuji」という「D難度わざ」に認定している技です。
ャCントは「ャPットを頂点とし餅と口を結ぶ二等辺三角形の美しさ」
あれっ!?
KMKは国際まゆつば協会だったかもしれない…。
ところで、「餅まき」ってご存知ですよね。
家を建てる時、上棟式(建前)に屋根の上からお餅をまく儀式です。今は、お祭りや何かのお祝いでも行われたりしています。(餅まき?という方はここをクリック)
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今日は、
岩手県北上市の「総合型地域スポーツクラブ・NPO法人フォルダ」が、
北上市北鬼柳(旧アイガースポーツ江釣子店)にクラブ専用施設「フォルダパーク」をオープンする日でした。
そのオープニング・セレモニーにお祝いに行ってきましたが、そこで、「餅まき」があったのです。
フォルダはこれまでも、「言いだしっぺシステム」をはじめとする、ユニークな活動で規模を拡大してきたクラブですが、
とうとう、
総合型地域スポーツクラブが「クラブが使うための純民間の建物を手に入れる」という、日本初の(たぶん)事業を行ったのです。
さらに、
今年度からは、「年会費・入会金 無料」つまり「教室やイベントの参加料」のみでクラブを運営してゆく(もちろん、指定管理の委託料や様々な補助金は見込んでいるはずですが)方式に挑戦しています。
お寺に例えると、
檀家が1月と8月に納める「年間費」という固定収入をなくして、法事や法話などの収入だけでやっていこうというシステム。
これまでの
「義理人情・地縁血縁」を頼った課金システムに決別し、「事業で勝負」の姿勢をとったわけです。
その一環での「フォルダパークオープン」でしょう。
ロールモデルとして応援しなければいけません。
(そんなフォルダってどんなことしてるのという人はここをクリック)
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オープン行事に参加して、餅を拾ってきただけだな、キミ!
とお思いの方に、ちゃんと、午前中の教室を見て勉強してきた証拠として
私が撮影した「フォルダパーク」の内部の様子を動画でご覧いただきます。
右の画像をクリックして、どうぞ。
ちなみに、施設は2階建て。撮影場所は中央の階段踊り場。
写っていない「和室」も2階奥にあります。
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実は私、総合型地域スポーツクラブの教室を、直接、現場で見たことがありませんでした。
この写真は、就学前の子どもたちの教室の様子ですが、私の常識を覆すようなことが行われています。
見つけてください。
ヒントを出しましょう。さっきの写真の手前と、この写真を見てくださいね。
�@指導者が3人もいる…素晴らしいことですが、驚きませんでした。
�A見ている親御さんにもちゃんと説明している…これも理想ですが、驚きませんでした。
�B正座は体罰じゃないか…そんなことは一切ありませんし、下の写真の右端には体育座りの子もいます。
この三つでは驚きませんでした。
でも、
学校では�@�Aがすべて行われているかどうかはわかりません。
私が驚いたのは、
お母さんのために座布団代わりに準備された「マット」、
そして、子どもたちが座るところに敷いてあるオレンジ色の「マット」。
指導者の複数化や、保護者への説明は必要なことだよね…と、話をすることや、実際に行われることはありますが、
親御さんや子どもたちが、「お尻の痛い体育館」を嫌って、体育館に入ることを嫌がるようになったらどうしよう…などと考えたことは無かったのです。
しかも、フォルダパークの床は学校の体育館のような「木」ではなく、固めのカーペット。
今日の今日まで、私は、次の考え方に支配されていました。
体育館では立っているのが当たり前。
説明などの時には、大サービスして「木の床にじかに」「座らせてやる」ことがある。
グラウンドでは立っているのが当たり前。
説明などの時には、大サービスして「土の上にじかに」「座らせてやる」ことがある。
そのようなことを考えながら、フォルダの教室を見ていると、このブログの5月29日の記事で引用した、平田オリザさんの文章が浮かんできたのです。
もちろん、そのような試験にも意味はあったのだと思う。そこで問われていたのは、おそらく「学力」ではなかった。そこで問われていたのは、「従順さ」と「根性」だった。ああ、
私は、これまで、『「従順さ」と「根性」』を叩き込むことが教育だということを、意識下に持っていたのかもしれない。
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さて、明日は、町内会の地区清早I
雨が降りませんように!