岩手県盛岡市の「本と街」をつなぐイベント『モリブロ』が、昨日、始まりました。
なにそれ?
という方は、
この下線部をクリックして「モリブロ2013」のサイトでご確認なさるか、
あるいは、
去年のモリブロに関する、私のブログ記事をお読みいただければと思います。
昨日は様々な
オープニングイベントがありましたが、
その中に、
以前のこの記事をはじめ、何度も私のブログやプレゼン資料にお名前が出てくる、
『計画と無計画のあいだ---「自由が丘のほがらかな出版社」の話』をお書きになった、
ミシマ社の三島邦弘さんの講演を発見してしまったのです。
『【ミシマ社代表 三島邦弘氏の夕暮れトーク】一冊入魂! 本の届けかた』が、昨日の、午後5時から、
岩手県盛岡市中ノ橋通にある「もりおか啄木・賢治青春館」で行われたのです。
行かないわけにはいきません。前売り券1000円を買って、お話をお聞きしに行きました。
天才…だな、と思いました。
発想の仕方が違います。
こうおっしゃいました。
作家は、何か得体のしれない、もやもやした大きいものを表現したいと思っている。
それを「言語」にして表現させてあげるのが、編集者の力である。
なるほど、そのとおりだろうと思うとともに、
おやおや、編集者ってコーチのことなんだな…とも気がつきました。
作家の持っている可能性を「引き出して」あげること…
コーチングですよね。
私たちは、スポーツの場面で、子どもたちの能力をちゃんと引き出してあげているんだろうか、
いやいや、そもそも、そう思ってスポーツを指導しているんだろうか…と、ちょっと不安です。
さらに、こうもおっしゃいました。
この本が出来上がって、実物を手にした時を想像すると、
どんな楽しい気持ちになるんだろうか、と、わくわくする。
概念をカタチにすること…。
2016年の「希望郷いわて国体」(第71回
国民体育大会)の順位目標は、
東日本大震災津波を経て「男女総合成績 第8位」に下方修正されました。
国民体育大会の閉会式では、8位までの
都道府県に「賞状」が授与されます。
2016年の閉会式で「賞状」を手にしたとき、うれしくなるのでしょうか、悲しくなるのでしょうか。
その時になってみないとわからないですね。
どういう気持ちになるにせよ、
概念がカタチになった時に、どういう気持ちがするのかは確かめなければなりません、つまり、絶対に8位に入らなければならないのです。
東日本大震災津波を語り継ぐという意味からも。
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どうだ、参ったかぁ!?
しかも、著者が三島さんではあるものの、ミシマ社ではなく
河出書房新社が出した本ですよ、これ。
さらに、フルネームで宛名を書いてもらう技!
その方法を教えてほしい人は、聞きに来なさい!
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今日も様々ありましたが、一日、「日なた」にいたので、すっかり疲れてしまいました。
明日以降にしますが、予告編。
もう一丁、予告動画。(下の画像をクリックすると、動画が見られます。)
さらに、もう一丁、小さな声で
(金、返せ…)