がんばろう!岩手のスポーツ

岩手スポーツ応援団長を勝手に名乗る平藤淳の個人的なブログです

重要度がビリ

今日の午前中の岩手山です。久しぶりの青空と雲のある岩手山、元気が出ます。 桜も終盤、これから新緑の季節です。 「雲のある岩手山」から(ああ、萬鉄五郎!)と思っている、私です。
********** 昨日、笹川スポーツ財団「スポーツライフデータ2012」についてこのブログで記事にしました。 日本の20歳以上のおよそ7割の方々が「総合型地域スポーツクラブ」について、聞いたこともない…という調査結果が出ていた件です。 その関連です。 5月1日付けで 『平成25年「岩手県東日本大震災津波からの復興に関する意識調査」結果(速報)について』という、 報告ものが岩手県のサイトに公表されています。 県内の20歳以上の男女5000人を対象に今年2月に調査を行ったものですが、内容を見て、またまた、うなっているのです。 報告の全体はこの下線部をクリックしていただくとご覧いただけますが、一部分だけをご紹介します。 設問に 『復興計画の3つの原則に基づいた復興を実現するための具体的な取組について、「あなたから見た重要度」と「あなたの復旧・復興の実感」についてお伺いします。』 というものがあり、その結果が次の表にまとめられています。 まず、数値の説明をします。  ■「重要度」は5段階評価で、「重要である」が5、「どちらともいえない」が3  ■「進捗への実感」も5段階評価で、「進んでいると感じる」が5、「どちらともいえない」が3  ■「復興促進ニーズ度」は「重要度」=u進捗への実感」   (重要度が高く、住民の復旧・復興の実感が低い状態を復興を急ぐニーズが高いと読む。)
いかがですか。 「重要度」が「4以下」、「やや重要である」に至っていない項目が二つあります。赤で囲っておきました。 具体的には次の2項目。  「2-8 被災した伝統券\団体の再興」が「3.95」  「2-10 被災したスポーツ・レクリエーション施設の復旧・整備」が「3.90」 スポーツの世界にどっぷりとつかっていると、その他のことが見えづらくなるようです。 視野を広く、多面的にものごとを捉えてゆく必要を感じていますし、 スポーツ基本計画の冒頭に述べられている
平成23年6月に制定されたスポーツ基本法においては、スポーツを通じて幸福で豊かな生活を営むことは全ての人々の権利であるとされ、スメツは、青少年の健全育成や、地域社会の再生、心身の健康の保持増進、社会・経済の活力の創造、我が国の国際的地位の向上等国民生活において多面にわたる役割を担うとされている
ということを、理解していただくこと、そして、それだけではなく、具体的に実感していただくことを推し進めなければいけない…とヒシヒシと感じています。 ********** なんで、萬鉄五郎!? と、思った人は、この下線部をクリックして岩手県立美術館の「子ども向け普及ガイド」「萬鐵五郎《雲のある自画像》」をご覧ください。 でも、朝の岩手山よりも、夕方の岩手山のほうがイメージぴったりかもしれません。
********** どうでもいいんですが、 花巻市東和町の「萬鉄五郎記念美術館」は「鉄五郎」の表記、 盛岡市の「岩手県立美術館」は「鐵五郎」の表記、 あ、どうでもいいです。 どうでもいいんですが、 岩手山の上のあの雲は、朝から夕方まで、ずっと、あの位置にいたんだろうか。 あ、どうでもいいです。