牛の絵
どうぞ、ご覧ください、表彰式終了後の記念撮影の様子です。
昨日は、岩手県牛乳普及協会が主催する
『第22回小学生による「牛乳大好き」絵のコンクール表彰式』に行って来ました。
不思議でしょうから、説明します。
私のいる、スポーツ健康課は、学校における子どもたちの健康や、学校給食、食育も担当しています。
その関係で、
岩手県の教育委員会教育長の代理で出席させていただき、ちゃっかり岩手県教育長賞を授与したりしてきました。
それはさておき、私のお気に入り作品を、2点、ご覧ください。
金賞・岩手県教育長賞の「おいしそう」。
宮古市立千徳小学校1年 小野寺李桜(おのでら りお)さんの作品です。
銅賞の「ぼくにもちょうだい、私にもちょうだい」
久慈市立大川目小学校2年 宮本美幸(みやもと みゆき)さんの作品です。
素晴らしいでしょう?
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でも、この2人、こんな素敵な絵が描けなくなる時が来るような気がします。
牛のおっぱいはそんなに大きくないよ、ピンク色の肌にMILKと書いてある牛はいないよ…
と、
きっと誰かが「指導」を加え、自分でも、他の人と違う絵を描いていることに気がつき、みんなと同じような絵になってしまうかもしません。
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最近、会議で、しばしば、意見を対立させてしまいます。
気がついているのですが、私は立場上、役所の理論を展開します。
しかし、相手の人は、情熱をもって、こうあらねばならない、ということを仰られます。
その結果、意見が対立します。
お相手には、牛がさきほどの絵のように見えているのかもしれません。
それで、いちばん魅力的なことを表現し、それを推し進めなければいけない…と主張なさいます。
一方、
私は、行政組織の中で起こるであろう様々なことを考え、
その結果、牛をそんな風に見てはいけない、いやいや、そんな牛は、いてはいけないだろう…と主張します。
どちらも、ある意味、間違ってはいないのでしょうが、自分としては、どうすればいいのかがわからなくなってきています。
もう一度「第3の案」を読み返してみようかな…と考えました。