がんばろう!岩手のスポーツ

岩手スポーツ応援団長を勝手に名乗る平藤淳の個人的なブログです

僕のどら焼き

あと3週間で今年度も終わるというのに、ジタバタしています。 周りも、何か、落ち着きません。 原因はわかっています。 一昨年の東日本大震災で、23年度に一年間ストップしていた事業を、 今年度になって、当初計画をダウンサイジングしたりレベルダウンしたりしながらも行ってきたのです。 でも、 それでは間に合わないこと、あるいは、新しく作り直さねば効果を発揮しないこと、などが、わかってきたのです。 頑張るしかないんだね! ***** そろそろ震災2周年。 去年も職場の掲示板に載った「記念日反応(アニバーサリー反応)」への対処をテーマとしたチラシが、 今年も、やっぱり、載っています。(この下線部をクリックして見てください) 今年のものには、「ドラえもんとねずみとどら焼き」というお話が載っています。
こんな素晴らしいチラシを皆さんに知らせなくてはいけない…と、facebookにチラシのリンクを貼ってお知らせすると、釜石が出身地でとっても素敵なお弁当をよくfacebook上でご披露してくださるお母さんから、コメントが入っていました。 「私のどら焼きは…子どもたちの元気かな(*˘︶˘*).。.」 素敵です。ところで、 僕のどら焼きは何だろな…。 ********** 一昨日、昨日の、 いわてスーパーキッズ発掘・育成事業プロジェクトチームメンバーによる「戦略合宿」の話の続きです。 私の属したグループは、「Concept & Managementに関する課題とアクションプラン」がテーマでした。 「課題意識」に基づき、 「検討が必要な4つの戦略的役割」が導き出され、それぞれに検討を加えたわけです。4観点は次のとおり。  ■スポーツ(競技種目)への戦略性  ■事業品質への戦略性  ■県スポーツ事業構造に関わる戦略性  ■活動量(頻度)への戦略性 ***** さて、あなたは「事業品質への戦略性」というお題で、何を思い浮かべますか? 私たちのグループのファシリテーターをしてくださった方は、こう、まとめてくださいました。
事業品質への戦略性 いわてスーパーキッズ(SK)の「パフォーマンス・スタンダード」と「アスリート・スタンダード」をいかに明示できるかが本事業発展の鍵となる。
▼SK パフォーマンス・スタンダード……競技者として持つべき能力についても、身体・知的プログラムとの体系化とともに、段階的な到達目標を明示することで、育成プログラムで学んだことを目標期限までに自立して日常的に取り組んでゆく「実行」を引き出してゆく。 このスタンダードを規定することにより、SKの日常指導者(ローカルコーチ)もそれぞれの立ち位置で何をすれば良いのかが明確になる。 ▼SK アスリート・スタンダード……SKになればこういうアスリートになれる(ex.高い学力・語学力が身についている等)という基準と段階的到達目標が明確にあり、それを具現化するプログラムが体系的に用意されていること。そこにはIOCユースオリンピック等を通じて世界に発信している「これからのオリンピアン像」を含めてゆく。
素晴らしいと思いませんか? 私は恥ずかしながら、この二点からの事業品質へのアプローチは、考えたこともありませんでした。 この合宿に参加しなければ、一生、気がつくこともなかったでしょう。 「僕のどら焼き」は、いろんなことに気づかせてくださる「人たち」だなあ…と気がつくのであります。