昨夜は、いわてスーパーキッズ発掘・育成事業のプロジェクト委員会の方々と夕食でした。
大学の先生方や、
日本オリンピック委員会(
JOC)から
日本スポーツ振興センター(JSC)に、今月、移られた方、
また、
国立スポーツ科学センターにおられて、今は、同じくJSCにおられる方などとご一緒させていただきました。
「岩手から世界へ」で盛り上がったことは、言うまでもありません。
そんな今日、
世界で活躍している高校生のニュースが入ってきました。
現地12月11日に、
フィンランドのボッカティで開かれた、IPC障害者
ノルディックスキー ワールド
カップ第1戦 女子立位で
阿部友里香選手(盛岡南高等学校/日立ソリューションズジュニ
アスキークラブ)が
ワールド
カップ初出場で7位に入ったということです。
(大会結果は
ここをクリックしてご覧ください。)
阿部さんは、
岩手県の沿岸・山田町出身です。
東日本大震災津波が発生した時には山田中学校の生徒でした。
所属している、
日立ソリューションズスキー部AURORAのサイトには、こういう紹介があります。
2011年4月に当スキー部下部組織のジュニアスキークラブに入部。
生まれも育ちも岩手県で、先の東日本大震災により被災。壊滅的な被害に遭うも家族全員無事で、現在は高校に通いながらトレーニングに励む。
クロスカントリースキー歴は浅いが、10年バンクーバーパラリンピック時にTVで競技を知り、自らこの世界に飛び込んできた高い意欲の持ち主。目下、14年ソチパラリンピックの出場を目指す。
ソチの
パラリンピックを狙っているとのことです。応援しましょう。
障害者クロスカントリースキー 日本チームのトップページの、一番いいところ、新聞でいえば一面トップの場所に、『友里香のがッつァ頑張るBLOG』という、阿部選手のブログのバナーが貼ってあります。下の画像をクリックすると読むことができます。2011年3月18日の記事から始まっています。どうぞ、読んでみてください。
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本当に聞きたかったのです。
12月8日の土曜日は、
「いわてスポーツコンベンション」を行っていましたので、参加を断念した
『CANPAN・
NPOフォーラム「1日限りの冬期講習会:資金調達!」
〜ターゲットを考える
マーケティング、事業・イベントを進めるプロジェクト・マネジメント、
つながりを生む
ソーシャルメディア・IT活用〜』
の報告が、
「CANPAN・NPOフォーラム〜情報開示と発信で資源を循環させる」というブログのなかにありました。(ここの
下線部をクリックすると見られます。)
NPOマーケティング研究所の長浜洋二さんが、「ファンドレイジングを成功に導く4つの“C”とは?」という題で行ったコマの概要にはこうありました。
ファンドレイジングを成功に導くには、自団体中心の考え方から、寄付者中心の考え方へと意識の転換が必要です。ターゲットを設定したうえで、寄付者にとっての「価値」、「コスト」、「コミュニケーション」、「利便性」の4つの点を考慮したファンドレイジング・プランを策定・実行しなければなりません。この講義では、ワークショップを交え、実践形式で4つの“C”を理解していきます。
さらに、講義で使ったであろう、スライドが、全部、見られるようになっています。
「新しい岩手型」を考えるうえでは、避けてとおることのできない「ファンドレイジング」。
勉強しなければいけないことがらですし、その専門家を仲間に入れる必要があることを認識しなければいけません。
たとえば、
よく言われる「何にでも使えるお金」を「安定して得る」ためには、どのャWションの資金をどう組み合わせてゆくのか、ということを次のグリッドで考えてみたり、
寄付者の視点でどういう仕組みを整備しなければならないかということを、次のスライドに続く14枚の資料で考えてみたりして、
「義理と人情の単発支援」から「交換価値に基づく継続支援」の仕組みをつくり上げなければなりません。
8日の土曜日の「いわてスポーツコンベンション」の午後の部でも、
ドラッカーの考え方や、
マーケティングの世界で使われている言葉が頻繁に使われています。
勉強しつづけなければいけませんね。