がんばろう!岩手のスポーツ

岩手スポーツ応援団長を勝手に名乗る平藤淳の個人的なブログです

舟越保武生誕百年

盛岡の震度は5弱。

地震の揺れはそうでもないのですが、津波注意報が出ると、本当にいや〜な気持ちになります。

盛岡にいてもそうですから、沿岸におられる方々はもっと大変な気持ちになるのでしょう。

被害のないことをお祈りしています。

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今日は、岩手県の誇る彫刻家・舟越保武さんの生誕百年の日なのだそうです。

昨日の岩手日報で知りました。

岩手県立美術館の原田光館長の「苦難越え人を生かす作品」という随想が載っていたのです。

気になったところを抜きます。

あの大震災によって、考え方も生活も変わったという人は多い。変えざるをえないと僕なども思っている。絵や彫刻でさえ、それを見るとき、これまでと何か違ったものに見えると思えたりする。作品は同じでも、こちらが求めているものが変わったということだろう。
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「こちらが求めているものが変わった」、そのとおりだ、と、私自身は、思います。

美術界では、

「求めているもの」の確認と修正と増幅をしています。

去年の5月の岩手県立美術館館長講座、「大震災を前にして、美術に何ができるか」に出た時にそう感じました。

でも、

最近、

私たちの「求めているもの」は変わったんだろうか…と考えることがよくあります。

スポーツ界が、東日本大震災津波を経験して、

「スポーツができることは何だろう。スポーツがすべきことは何だろう。」と自分で自分の考えを確認し、

それを、

他の人の考え方と照らし合わせて修正したり、他の人のアドバイスを得て増幅したりしたのだろうか…ということです。

のど元すぎれば熱さ忘れる、では、絶対いけないぞ。

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年末恒例の、岩手アスリート・トークセッション「2012 Talking STADIUM」は今年も開催されるようです。

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例年どおり、入場無料ですが、

なななんと、今年は、事前申し込みが必要なイベントに進化していますのでご注意を。