昨日は大忙し。
午後から、岩手県盛岡市のアイーナでNPO法人アイディングの社会起業家支援事業部が主催する
『ソーシャルメディアを有効に活用せよ!〜社会企業家・NPOのために〜』というセミナーに
社会起業家でもNPO関係者でもないのに、参加しておりました。
参加者名簿を見ると、私の「所属」にとても違和感があります。でも、最近、へっちゃらです。
講師はCANPANブログで有名な日本財団の経営支援グループ・情報コミュニケーションチームの
山田泰久さん。
CANPAN講座/セミナー3.0 というブログの昨日の記事に、その様子と、な、な、なんと、92ページにもわたるスライドがシェアされています。
見た方が良いですよ。
ちゃっかり写真をお借りしました(iPhoneのパノラマ撮影だそうです)。hirafujiを探せゲームにお使いください。
間違っていたことに気がつきました。
私は「参加した人だけが得をする」をモットーに、セミナーなどの内容を教えないことにしていました。
みんながセミナーや講演会に出てバージョアンアップしてほしいなぁ…と考えていたからです。
でも、それは違うようです。
山田さんは、
情報発信は、発する側と受け取る側の双方向のコミュニケーション、つまり、両者の関係づくりだとおっしゃいました。
さらに、「5つのリアル」ということを「本日のキーワード�A」として示しました。
このスライドです。
お話を聞かないと、よくわからないかもしれません。私は、こう聞きました。
自分が何をしていて、あるいは何をしようとしていて、(リアルな状況)
そのために、どんなふうに何をがんばっていて(リアルな自分たちを)
実際に、こんなことをしましたということを、2〜3日後ぐらいに伝えて(リアルタイムに伝えて)
情報をほしがっているいる人に伝えて(リアルな場へとつなぎ)
「共感」と「信頼」に基づいた、人と人との関係づくりをする(リアルなネットワークへ)
おしえなぁ〜い、じゃあ、誰も見に来てくれないですよね。
おしえなぁ〜い人と、ネットワークなんか作りたくないですよね。
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岩手県北上市のさくらホールで行われた「財団法人北上市体育協会 選手強化事業 スポーツ講演会」を聞きにゆくためです。
講師は、陸上競技のオリンピック選手・福島千里さんを擁する、北海道ハイテクアスリートクラブの中村宏之さん。
演題は「夢の途中」。
満員です。
世界レベルの選手を育成されている方ですので、本当に素晴らしいお話をしてくださいました。
一番、響いたのは、
『不便さのメリット』
北海道で130mの屋内直走路で冬を越す…大きなデメリットに見えます。でも、オリンピック選手を育てているのです。
こうおっしゃいました。
「不便さ」は、指導者の工夫を生み出す。
実は、
「常識」といわれ「こうしなければならない」ということは無い。「常識」を疑ってかかるべきである。
「これまで」にとらわれることはない。発想を変えないと、何事も変わらない。
環境整備から逃げるわけではありません。
震災復旧下で国体の準備を進めている今こそ、
現場の方々のこういう発想と、私たち行政側の支援策が合致して「オルタナティブ」が作り上げられるべきだ…と考えたのです。
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後半は選手4人を交えてのトークショー。コーディネーターは北上翔南高校・陸上競技部監督の本正園子先生。
選手たちの紹介をします。
左から、北風沙織さん、福島千里さん、寺田明日香さん、野村友香さん、そして、中村宏之監督。
素敵な人たちでした。
トークショーの最後に、岩手の中学生・高校生に送る激励の言葉を皆さんから述べていただきました。
右の画像をクリックすると、その動画が見られます。
どうぞ、ご覧ください。
とても、素晴らしいなあ…と感じたのは、選手の皆さんが、
一緒に2016年の国体で北上のトラックを走ろうとか、全日本選手権やグランプリで戦おうとか、試合で会おうとかおっしゃって下さったことです。
涙が出ました。
会場にいる、岩手の小学生や中学生、高校生を、
「これから一流になる陸上競技の選手」として扱ってくださったような気がしたのです。
岩手の選手も、北海道ハイテクACの選手も応援し続けようと思います。
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今日は、岩手県盛岡市の菜園1丁目、菜園2丁目、大沢河原1丁目、そして、開運橋通婦人防火クラブの合同防災訓練です。
場所は盛岡城跡公園の南側・彦御蔵のそばの芝生広場。
寒かったのですが、炊き出し訓練つきで、お昼は「おにぎり」と「芋の子汁」の食べ方訓練もセットされていました。
幸せでした。ありがとうございました。
でも、大災害が起きたならば、私は職場に行かなければなりません…ちょっと複雑な気持ちです。
せっかくの盛岡城跡公園ですので、訓練後にひとまわり。「落ち葉踏み」にいらしてください。