大通りの八百屋さんの店先で、ザルに入って湯気を上げていたトウモロコシが、昨日の帰りから、ザルごとなくなっていました。
月曜日にとおりかかった時は、「1本130円」でした。
土曜の夜に通りかかった時には100円でしたので(値上げしたな!)と買わずに通過しました。
火曜日も130円でした。
(もう、値は下がらないのかな…)と買おうとしましたが、4本残っていたトウモロコシは、全部、ホカホカではなかったのです。
(昨日のかな?)と疑ってしまって、やっぱり買わずに通過しました。
ああ、今年のトウモロコシシーズンも終わってしまったか!
と、最後のトウモロコシを買わなかったことを悔やみながら、秋の到来を実感しています。
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「効率的だから」…という理由で、何かを変えようとする時、忘れてはいけないことがあるのだそうです。
公共サービスにおける「内部効率性と外部効率性」だそうです。
こんなふうに説明されたりしています。
(2009 年3月「大阪市行財政改革検討委員会」での東京大学大学院経済研究科教授 神野直彦先生の「今後の行財政改革の方向性について」という資料から)
・内部効率性とは公共サービスをいかに低いコストで生産するかという効率性である。
・外部効率性とは公共サービスが都市社会のニーズに合致しているかどうかという効率性である。
そして、このような図もついています。
さて、考えましょう。
私たちが最初に思いつく「効率性」は、内部効率性です。
できるだけ少ない資源で公共サービスを産出すること、いわゆる「コストダウン」や「省力化」の観点から効率性を測りがちです。
しかしながら、いくら効率よく生産されたものであっても、
そのサービスが、
地域社会のニーズに合っていないもの、あるいは、そもそも地域社会にニーズのないものであったとしたら、
「外部効率性」が全くないものでしかありません。
したがって、
全体として見れば、効率性が全くない事業であると判断できるでしょう。
たとえば、
競技団体が国体の開催を契機に起こそうとしている事業の資金を援助するためのプラットフォームをつくろうとした時に、
「どうやって効率的にその支援・資金を集めるか」ということを考えるのは「内部効率性」、
「どのようなかたちで競技団体のニーズをサメ[トして行けばいいのか」ということを考えるのが「外部効率性」でしょうか。
どちらが先なのか、どちらに重きをおけばいいのか…どっちなんでしょうね。
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ちなみに、
日本政策金融公庫の「新規開業ローン」に関する説明の中の「事業計画」の作り方の順番はこうなっていました。
�@全体の構想、事業イメージ(創業動機、事業の目的、将来的なビジョン、市場性の調査)
�A具体的な事業内容(提供する商品・サービス・技術等の特徴、対象とする顧客のニーズとのマッチング)
�B創業時の資金計画(資金がいくら必要で、それをどう調達するか)
�C収支計画(創業当初の収支予測と軌道に乗った後の収支予測)
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岩手県が、平成24年度県外向け広報イメージコンテンツ『ありがとうのリレー(総集編)2012-09』を公表しています。
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作成の趣獅ヘこうありました。
今回作成した動画は、震災から立ち上がる姿や復興に向けた岩手の歩み、震災後も変わらぬ人々のあたたかさ等を短い映像で効果的に表現することをねらいとしています。活用もよろしくお願いします。全国各地で行われる復興応援フェア等で御活用ください。