調べ物をしていて、愕然としました。
昨年の「おいでませ!山口国体」の「参加者数集計表」というものを発見したのです。
この表、あなたはどうご覧になりますか?
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もう一つ、愕然としました。
和歌山県が日本一で約「1/33万」!正確には「3/988,618」。
2番が栃木の「1/40万」、3番は青森の「1/45万」、4番は鹿児島の「1/57万」、5番が宮城の「1/58万」。
岩手県は、「1/ 1,304,124」。何番かはわかりません。
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「1:3:16」つまり「5%:15%:80%」です。
国体の「選手・監督」「大会関係者」「観覧者」の比率です。
うそじゃありません。
(表は私が作り直しましたが、元データで確認してください。ここをクリックすると見られます。)
去年の山口国体では「選手・監督」の16倍の人が「観覧者」でした。
2016年の国体を目指して、
その準備、スポーツ振興、「する・みる・ささえる」人たちの養成、スポーツを活用した地域づくり…などと言っているくせに、
参加者の8割を占める「観覧者」になる人たちのことを、これっぽっちも考えていないことに気がついたのです。
乱暴に計算すると、岩手県の選手は「1県/47都道府県」でしょうから、岩手県の選手強化を担当している私が関係している国体参加者は「5%×1/47」で、な、な、なんと、「0.1%」
(なってないな…)と思うと同時に、気がついてよかったなぁ、と。
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「『ほっと!和歌山県』〜和歌山県広報リレーブログ〜」というブログの記事に
「ロンドン五輪のメダリスト・人口比では和歌山県が第1位!」という見出しで載っていた、メダリスト・人口比ランキングのお話です。
かなり悔しいのですが、岩手が「0/130万」じゃなくてよかった…と思ってまいす。
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◇い、いちぃ!?
どなたがメダル取りました?
◇あらやだ、hirafujiさんの「岩手県のオリンピック選手」リストにはありませんが、岩清水選手。
◆だってほら、日本オリンピック委員会の選手名簿には「出身地:岩手県」ってあるから…。
◇じゃあ、なんで載せないんですか、リストに。
◆そ、そのう…、
私のリストの「岩手県のオリンピック選手」は、県内で活動している、
あるいは、県外にいても出身中学か高校が県内にある選手を対象に集計しているから…。
◇ああ、「国民体育大会に岩手県選手として出られる人」が「岩手県の選手」なんですね。
◆そのとおり。
◇メダリストが出るなんて、そうそうある事じゃないから、方針変更なさった方が…。
◆…(最近、少ないから、そうしようかな。。。)