がんばろう!岩手のスポーツ

岩手スポーツ応援団長を勝手に名乗る平藤淳の個人的なブログです

納涼そば屋寄席

今日は水曜日。全庁一斉ライトダウンの日です。 7時には事務室の電気を消さなければなりません。 だから…ということではありませんが、 今日は、『納涼そば屋寄席』に行って来ました。 生の落語を聞いたのは、 たぶん、中学3年生が最初で最後のような気がします。 たった一人で、映像も音楽も交えないで、観客を虜にし、 2時間半。 おそるべき力です。 ********** このイベント、 盛岡の「東屋」というおそば屋さんが、お店の2階座敷で始めたのが起源なのだそうです。 その「おそば屋さん」の方に聞きましたが、 先代の社長さんが永六輔さんと知りあいで、 二人で、東京ではなかなか出番のない「若手」を育てる目的で始めたらしいとおっしゃっていました。 (同様のお話が、「萬代舘席亭への道」というブログにもありました。) 文化のために、若き演者のために…素晴らしい考え方ではじまった事業です。 ********** 今日の「プレジデント」のページに載っていた、 茂木健一郎さんの連載物「世界一の発想法」の『「前例のないこと」はどうすればできるか』から、無礼を百も承知で抜き出します。 ぜひ読んでみてください。
〈略〉今の日本は、「前例のないこと」をすることが求められている。従来の「ものづくり」にこだわっていたり、村社会の中でビジネスをやっているだけでは、先は開けない。 そんなとき、変わるためには、自分の中の「既得権益」を見直して、それを乗り越えなければならない。「既得権益」とは、つまり、「今までのやり方を続ける」ということ。そんな目で私たちの生活を見直してみれば、誰の心の中にも跳躍すべき壁はある。 官僚組織は、しばしば「前例がないからダメだ」と動かないと批判される。しかし、「現状」のやり方に安住しているのは、誰だって同じことだろう。「こうなったら良い」という未来へのビジョンは、現状という「壁」によって、往々にしてつぶされてしまう。 具体的にあるべき未来が見えているのに、それが「既得権益」の前に破れてしまう、という場合は、むしろ質が良い。問題は、現状に対する「もう一つの可能性」(オルタナティヴ)が、そもそも意識さえされないときである。 ビジネスだけではない。教育や生活スタイル、メディア、コミュニケーションのあり方まで。現状が何の反省もなく肯定され、ずるずると続いていく中で、「未来」の可能性が消えてしまう。〈略〉
う、うう〜ん。