がんばろう!岩手のスポーツ

岩手スポーツ応援団長を勝手に名乗る平藤淳の個人的なブログです

建設と運営

さて、これは何の「ラベル」でしょうか?

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昨日、お客様がお見えになりました。

「東北人魂」という「東北地方におけるサッカー復興のために東北サッカー協会及び東北各県のサッカー協会の活動に寄与する」というミッションを持った団体の活動に深くかかわっておられる会社の方、

そして、そのパートナー企業としてビッグイベントの企画・運営をなさっている会社の方です。

グルージャ盛岡の運営会社の方のご紹介ですが、それぞれ本社を東京と千葉におく会社で、昨日は、わざわざ盛岡においでになったのでした。

その目的は、

岩手県釜石市に、2019年のラグビーワールドカップの会場地招致の意向があるということだが、

何かの形でラグビーワールドカップ招致を応援できれば、という気持ちで、話を聞きに来た…

ということでした。

お二人とも、

震災津波後に何度も被災地に入っておられ、

岩手県大船渡市内に仮設グランドを建設・運営するための「岩手グラウンドプロジェクト」などの活動をなさっておられます。

実は私、

震災津波前は、このようなお話があると、恥ずかしながら

(お金儲けの話だな…)

と、怪しむことから始めていました。当然、姿勢は「排除」「忌避」でした。

しかし、

震災津波からの復旧・復興が進むにつれ、

「行政の力」と「民間の力」がよくわかる、裏を返せば「行政の限界」と「民間の限界」が感じられるようになってきています。

つまり、

両者が補完しあってゆかなければいけない…ということがわかって来たのです。

ですので、

企業、NPO、ボランティアの皆様と一緒になって何かをする必要性をヒシヒシと感じており、

それらの方々がお見えになった時には、お話しできる事は何でもお話しするようにしています。

こちらが、様々なことをご提供すると、お客様も、お持ちの、関連した情報をたくさん提供してくださいます。

現在の姿勢は、「歓迎」「協働」です。

そんな時、このフレーズが頭の中を流れます(あ、古い!)

♪なんだか いけそうなぁ〜 きがするぅぅ〜〜♪

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今朝、そのお二人から、メールが来ていました。

恐縮するばかりです。

タイムスタンプを見ると、

専務取締役の肩書が名刺についていた方が、夜中の0時18分、もうお一人の代表取締役社長が、今朝の7時29分。

あわててお返しした私のメールは、8時58分と59分。

私、やっぱり、ぬるいです。

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◇なるほどね。

 たくさんの方と力を合わせて何かをしてゆく時代なんですね。せんべいにしてもグラウンドにしても。

◆そうだね。

◇ところで、気がつきました?

◆なにに?

三陸経済新聞の「東北人魂・岩手グラウンドプロジェクト」に関する記事です。

◆失礼な!さっきリンクしておいたじゃないの。

◇ちゃんと読みましたか?こうありましたよ。

同プロジェクトでは、震災の影響によりスポーツの場を失った子どもたちのために市内に仮設グラウンドを建設・運営する計画。
◆引用もしたよ。「仮設グラウンドを建設・運営する計画」

◇でも気がつかない。

 「運営」ですよ「運営」。

 hirafujiさんは「建設」までは目が向いても、運営についてまで考えないでしょう。

 使い続けるために、グラウンドをつくるんですよ。だから、主は「運営」なんじゃありません!?

◆(お、おっしゃるとおり…)

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山田せんべいをいただきました。

昨年3月の東日本大震災津波で、日本に2店しかない製造元が流され、その復活が心配されていたものです。

5月から販売されていたようです。

記念すべきラベルとせんべい本体をご覧ください。直径、約15cm。

ちなみに、せんべいの復活にあたっては、

『「小さなころから慣れ親しんできた味の復活を」と、埼玉の男性が応援ホームページを作成し、義援金を募るなどしてサメ[ト』したとの情報があります。

たぶん

「Fight YAMASEN!!」という埼玉県の佐々木純一さん(お父さんが宮古市出身)のこのページのことだろうと思います。

皆さまのお蔭で「山田せんべい」が手に入りました。いただきます。

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私の机の上に置いてあった「せんべい」は「内容量5枚」と書いた袋が破いてあって、中にはせんべい一枚とラベルが一枚。

(へへへへへ、hirafujiのことだから、ラベルをつけておけば、ブログに載せるはずだ…)

という、彼女たちの思惑どおりに写真を載せた、単純な私です(笑)。