まさか、こんなに早くは出ていないだろう
と、おもいながら立ち寄った盛岡市大通りの
「さわや書店」に並んでいたのです。
岩手スポーツマガジン「スタンダード」Vol.14
(2012年7・8月号)
主な内容は、
▼夏の高校野球特集
▼64回高校総合体育大会
▼GO! BIG Bulls
そして、後ろから開いて1枚めくると、もちろん、私の連載コラム「がんばろう!岩手のスポーツ」
さあ、書店に走れ!
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今日、岩手大学教育学部附属小学校の学校公開研究会に行って、小学生の体育の授業を観させていただきました。
実は、こんな仕事をしているくせに、恥ずかしながら、小学校の体育の授業を観るのは、自分が小学校を卒業して以来です。
6年生の「表現」と3年生の「鉄棒運動・キックベース」です。
良い授業を見せていただきました。
十分な準備のうえで、丁寧に行われているなぁ…と、ただ、ただ、感心しました。
でも、
本当にびっくりしたのは、先生の教え方よりも、
子どもたち全員が、本当に楽しそうに体を動かしていることでした。
長年、高校生の体育授業を(こんなもんだべぇ)と何の疑問もなく行ってきた、私は、汗が出るとともに
こんな疑問が生まれてきました。
(高校に行くと、楽しそうに体を動かすことをしなくなるのは、なぜだろう?)
小学生の延長線上に中学生・高校生がいるとは限らないな、
中学、高校の体育の授業を工夫しなければいけないよな…としみじみと感じた次第です。
さまざまな刺激を受けないと、大切なことを見失ったまま生きてゆくのかもしれませんね。
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午後は午後で、選手強化本部の研修会です。
私も、30分時間をいただいて震災津波で考え方が変わった「新しい岩手型」の進むべき方向の説明をさせていただきました。
「考え方が変わった」などという本当に大切なことは、何度でも、どんな人に対してもお伝えして、わかっていただかなければならないと考えるからです。
ここに配布した資料を載せておきますが、
説明がないとわからないでしょうし、実際の説明では、12枚追加した「18枚バージョン」での説明です。
興味を持たれた方は、ご連絡ください。説明に参上いたします。
さて、
研修会のメインは、国立スポーツ科学センターのスポーツ情報研究部研究員の山下修平さん。
演題は
『岩手から世界に繋がる選手育成の道を考える』でしたが、
メインのテーマは『視点の転換』でした。
こういうテーマの講演は、岩手のスポーツの場ではほとんどお目にかかったことがありません。
山下さんは、
いわてスーパーキッズプロジェクトのメンバーですので、
『岩手のスポーツに、今、必要なことは「視点の転換」ですよ』というメッセージをくださったのだろうと、私は、勝手に思いました。
さて、そのお話、
国体があり、その先にオリンピックがあり…と考えることは容易なのですが、
『暗くなったらその先に星が見える』と考えることができるかという問いで始まりました。
愕然としました。昼のことしか思い浮かばない私に気がつくのです。
で、次に、発想を変えるヒントとしての動画が流れましたが、
なななんと、先月参加した、川上徹也さんのセミナーでも出てきた、『奇跡のリンゴ』のお話でした。
ミニ・ワークショップの様相を呈しはじめ、(これは良いぞ!楽しいぞ!)と思いましたが、職場から呼び出しの電話が…。
残念ながら、途中退場…です。
会場の様子を見ていて気がつくのですが、
失礼ながら、スポーツ団体の方々はワークショップ的な行動で新しいスキルを身につけるのが苦手なようなのです。
実は、私も、つい最近までそうでした。
でも、変わると思います。変えたいと考えます。