がんばろう!岩手のスポーツ

岩手スポーツ応援団長を勝手に名乗る平藤淳の個人的なブログです

あ、お呼びじゃない

第64回岩手県高等学校総合体育大会総合開会式に行ってきました。 やっぱり、元気が出ます。 この大会に参加する東日本大震災津波で被災した生徒に対して、 去年は、公益財団法人日本ユニセフ協会から、 今年は、いわての学び希望基金から、参加に関わる経費を支援していただいています。 おかげさまで、 大会も途切れることなく行われております。高校生に対するご支援に、心より感謝申し上げます。 入場行進やご挨拶、選手宣誓などは、ニュースでばんばん流れると思いますので、そちらでご覧いただくことにして、 私は閉式通告後、つまり式典が全部終わってからの『応援』を動画に撮ってきました。 素晴らしい文化ですよね。ご覧ください。  ▼その1(雫石高校「さんさ踊り」、一戸高校「華一」)→ここをクリック  ▼その2(たぶん花巻農業高校「鹿踊り」)→ここをクリック ********** 静岡県のサイトに『第3回秀景ふるさと富士写真コンテスト』の作品を募集していることを知らせるページがありました。
静岡県では、富士山を想い、考え、学ぶ「富士山の日」運動を推進しており、「蝦夷富士」、「薩摩富士」など、富士山にちなみ名づけられた全国の「ふるさと富士(見立て富士)」を通じて、富士山への理解と関心を深め、富士山を後世に継承する意識の醸成を図るため、「秀景ふるさと富士写真コンテスト」を実施します。 皆さん自慢の「ふるさと富士」写真のご応募を、お待ちしています。
よく読めば、富士山以外の○○富士だけのコンテストです。当然、岩手山も『南部富士・南部片富士・岩手富士』として、応募対象の山です。 ご存じのとおり、このブログにはよく岩手山の写真が登場します。 この前の「菜の花」なんかいいかもしれないし、「夕焼け」も、「雲の上」もいい しかも、ちゃんと「フィルム部門」と「デジタルカメラ部門」があり、私の写真でも大丈夫なようです。
(ようし、応募しよう!) ***** 応募用紙をダウンロードしました。本気です。 でも、 応募票を見て、断念しました。 ***** ◇どうして断念したんですか?いい写真だと思いますよ。3枚一組の写真にしても良いと思いますが…。 ◆応募票が書けなかった。 ◇どれどれ。あらやだ、日本語なのになぜ書けないんですか? ◆住所、氏名、年齢、性別、  そして、画題、応募部門、山の正式名称、ふるさと富士の名称、撮影年月日、撮影場所 ◇大丈夫、書けますね。 ◆ここまではね。  問題は次。  カメラ →ヤマダ電機でお安く買った、カシオのデジカメ…だったよな、たしか。  使用レンズ(ズームは撮影焦点距離) →買った時についてきたレンズだけど、何のことだろう?  絞り・シャッター速度 →液晶には「オート」っていう表示が出るけどな…。  フィルター →な、なんじゃそりゃ!? ◇なぁ〜るほどねぇ。  しかも『応募票はすべての欄に記入してください。記入不備は失格となります』と書いてます。 ◆私のように、レンズや絞りやシャッタースピードなどを知らずに写真を撮っている「素人」を  対象としていないんだな…と感じたんです。 ◇そんなことはないと思いますよ。  問合せ先もちゃんと書いていたじゃあありませんか。電話してお聞きになれば? ◆鼻で笑われたらいやだな…と思ったりして。  僕は単純なので、あの応募票を見ただけで応募しないことにしたんだ。 ◇植木等のギャグですね。  「お呼びでない?……お呼びでないね。こりゃまた失礼いたしました!」 ◆そう。場違いなんだな…と感じたのさ。 ◇重い腰、あ、失礼、思い込みだと思いますが。  でもね、hirafujiさん、あなた方も知らず知らずにそんなことをしているかもしれませんよ。  スポーツをしてみようかな…と思い立った人に優しくしていますか?  入り口を簡単にしてあげていますか、  それより何より、「To encourage and support」を忘れてはいませんか? ◆な、なるほど。  初めての人に優しくないこと…を、気がつかずに、たくさんしているような気がするね…。 ********** 私が陸上競技場に行くと、控室に案内されました。 10人分の席がありましたが、私が一番乗りでした。 アクセスコントロール用の赤い大きなリボンと開会式のパンフレット、そして、使い捨ての簡易雨合羽がテーブルの上にありました。 座ってすぐに、女子高校生が入ってきました。(リボンをお付けいたします。) 素直に、おねがいして胸に安全ピンでつけてもらいました。 お客様が来るたびに、彼女が顔を出します。(リボンをお付けいたします。) 誰もつけてもらいません。自分でできるから…と言って。 打率1割。 彼女は、(あ、お呼びじゃない…)と、いやな気持で一日を過ごしただろうな…と思いました。