今朝、岩手日報をご覧になった方から電話がありました。ご意見をたくさんいただきました。
私は、恥ずかしながら、何も知らないのですし、何かを述べることができる立場ではないのです。
でも、スポーツ関係の方々に言わせれば、そんなはずはない、というところでしょうし、
私が、そう言ってはいられないことは、事実だと思っています。
モチベーションがすっかり落ちてしまい、
(もういいや、なるようにしかならない…。これまでどおりでいいんだろぅ。
何も、私ががんばらなくても…。)
という気持ちになりました。
でも、さっき、立ち直りました。
やります、企みます、動かします。応援してくださいね。
(今朝の岩手日報一面トップ記事はここ。リンク切れ用心pdfはここ。)
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手元に届いた「プレジデント2012/4/30号」に載っていた
「広告をしないでください。という広告。」
日本オリンピック委員会(JOC)が出した、アンチ・アンブッシュ広告です。
オリンピックイメージ等を無断使用した
便乗広告(アンブッシュ)はやめてくれ、という趣獅ナ、
さらに、
その使用の権利を持つパートナー企業をお知らせする広告です。
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私、大失敗をしたことがあります。
2004年に「第53回全国高校スケート・アイスホッケー選手権大会(スケートインターハイ)」が岩手県で行われました。
その時に私は岩手県高等学校体育連盟(県高体連)の事務局長でした。
単独競技のインターハイだから…という理由だったと記憶していますが、実行委員会は県高体連におかれ、私が「総務部長」で大会を取り仕切りました。
人もお金も最低限…と記憶しています。
その時に、
「なんちゃってマーケティング」をしました。
趣獅ヘ、当時の新聞記事にありますのでご覧ください→
グッズ販売を全国展開(ネット販売、宅配便の代引き可能、実行委員会の事業所登録と納税…と実は本格的です)しましたし、
JOCなどをまねっこして、「なんちゃって商標権マーケティング」も行いました。
シンボルマークなどの使用権を売ったのです。
実行員会が行ったグッズ販売以外の商品にシンボルマークをつけて販売する時には、
お金が必要…という仕組みを作ったのです。
うひゃうひゃ儲かると思いました。
しかし、ふたを開けてみれば、シンボルマークを付けた商品を販売したのは、ミズノ株式会社だけでした。
結局、このステッカーを一枚1円で売りました。商品の値段にかかわらず、1品に1枚貼っていただくのです。
商品が1つ売れれば1円、10個で10円、1万個うれても一万円。
ステッカーを作る手間を考えれば、そんなことしないほうがよかったかもしれませんが、
がんばりました。
正しいことだと思っていました。
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でも、
JOCのアンチ・アンブッシュ広告を目にし、
村尾隆介さんの『営業部は今日で解散します。 〜「伝える力」のアイデア帳 〜』を読んでしまった私は、間違いに気がつきました。
シンボルマークって何のためにつくったんだろう。
大会が開催されることをみんなに知らせて、様々な意味で応援していただくためだろう。
とすれば、
1個で1円儲けようとするよりも、
関係者以外、誰も知らないであろうこの大会のシンボルマークを、
無料でどんどん提供し、日本中のいたるところに出していただいたほうが良いに決まってる…
オリンピックのような超有名イベントと、
私たちが開催する、高校生の単一種目の全国イベントを同じようなものだと勘違いし、
さらに、
何のためにシンボルマークを作ったのか、ということを忘れたことによる大失敗です。
繰り返してはいけないと思います。
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2004スケートインターハイの時には、失敗もたくさんしましたが、面白いこともたくさんしました。
資料が出てきたので、後ほどお知らせしますね。
お楽しみに。
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そんなことより、私、競馬の天才かもしれない…と思っています。