金曜日の夜、送別会に出ていました。あ、私は送る側。
乾杯の音頭をとったのは、奥州市の古刹の住職をなさっている方です。
こう、おっしゃいました。
『私は、転勤も定年もない仕事についています。
ですから、転勤の悲しさや苦しさを知りません。
ましてや、転勤の喜びや楽しみについても知りえないのです。』
転勤の喜びか…良いことをおっしゃる、と、感服いたしました。さすがです。
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昨夜、本を読みながら寝てしましました。寝ながら本を読んでいたのかもしれません。
そのせいでしょうか、へんな夢を見ました。
数学のテストでしょうか。図が目に浮かび、こういう声が聞こえます。
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ほれ、この図の「点a」と「点b」を結んでみろ。
そんなの簡単です。すすいのパ。
バカもの、それでは関係者はたったの二人じゃないか。線は点の集合体である。正解はこうだ!
お前の答えのように定規で実態のない線を引いても関係者はたった二人。
点で表される関係者で間をつなげばこんなにたくさんの方々の関係が出来上がる。
な、なるほど。
じゃあ、次だ。Aからdの四つの点を結んでみろ。
そんなの簡単です。すすいのパ。
お前は、やっぱり、本当のバカなんだな。
さっきの話を聞いていれば、ふつうはこう結ぶぞ。
面は4本の線で囲まれた区域ではないんだよ。点の集合なんだよ。
さっきの図で説明すれば、たった4人が手をつないでいるのではなく、
7×7=49人がつながりあっているんだよ。
立方体…つまり3次元まで話を進めようと思ったが、君には無理だ。
想像力がない。
ご明察、恐れ入り奉ります。
ところで、私、調べたんですが「点は、位置だけを持ち、長さ・面積・体積をもたない」らしいのですが。
これが正しいとすれば、たぶん正しいでしょうが、今日の話はすべて崩れてしまいます。
いいの。
新しい岩手型、協働…を考えるヒントとして例えた話だから!
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という声が聞こえたところで目が覚めました。
さて、
今年度も、あと一週間。
「点」のびっしり詰まった「立体」の関係を築くために、がんばりましょうね。
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寝覚めが悪かったので、遠出を控え、近場で用事を足すことにしました。
大型雑貨店、ショッピングモール、大型スポーツ用品店に行ってきました。
年度始めのお買いものでしょうか、どのお店も、ニコニコ顔や、心配顔の家族連れでにぎやかです。
ところが、
私も、私の家族も、新年度に向けての買い物が何もないことに気が付きました。
すこしさびしい、今年度最後の日曜日でした。