今日の夜空は、群青色。明るい星も二つ光っています。
月はありませんでしたが、
ドリカムの「月光」の歌詞が浮かんできました。
そっと爪でそっと 理性の林檎つぶしたら
踊るよ踊るよ いつか唐黷驍ワで
そのまま、星と星の間につれて行かれそうになりました。
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昨夜、寝る前にfacebookをチェックしました。
スターブランドのデザイナー・大石香織さんが
「これは勉強になります。NHK。いまやってます」とつぶやいて、
さらに、NHKの「プロフェッショナル 仕事の流儀」にリンクを張っていました。
さっそくテレビをつけると「宝は、すぐ足もとにある〜デザイナー・梅原 真」という番組です。
素敵な番組でした。
痺れたのはこのフレーズ。
『志を、かたちにする。』
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今朝起きて、また、facebookをチェックしました。
大石さんが
『志を、カタチにする』というイラストをアップしていました。
驚きました。
すぐにカタチになっていたこと…デザイナーってすごいなあ。
そして、
「カタチ」だったこと…
私は「形」「型」を逡巡して「かたち」だったんです。
感性が違うのでしょう。
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NHKの「プロフェッショナル」で思い出しました。
先々週、江南義塾盛岡高校の鬼柳忠彦先生にお会いしたことは、記事にしてお知らせしています。
その次の日だったでしょうか、
鬼柳先生からメールをいただきました。
「先週のプロフェッショナル見ましたか? hirafujiさんのブログ見て気がつきましたんで!」
返信しました。
「残念ながら見ていませんが、どんなお話でしたでしょうか?」
すぐに電話が鳴りました。鬼柳さんです。
「そうくると思って、今、女房にダビングを頼んだところです。後で、お届けします。」
「そうくると思って」はいなかった私は、すっかりおどろかされました。
と同時に、
「そうくると思って」仕事をなさっている方だから、あんな素敵な考え方ができるんだろうな…
と感じ入った次第です。
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この前、用事が早く終わったのに、喫茶店で本を読んでいた(あ、もちろん、休暇をとってですよ)事件のことをここで記事にしました。
その本はもう読み終わっています。
三島邦弘さんがお書きになった、
『計画と無計画のあいだ---「自由が丘のほがらかな出版社」の話』
( 河出書房新社)です。
とても面白く、ワクワクする本で、元気とやる気が出ます。
是非、お読みくださいね。
急にその中の文が思い出されました。
思い出すと、無礼を承知で引用する悪い癖が、また出ます。
先に述べたとおり、ぼくが起業を決意するに至った「計算式」は以下であった。*****「いい本をつくり、しっかりと読者に届けたい」
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「ひとつひとつの活動が、未来の出版を築く一歩でありたい」
つまり、ぼくにとって「出版社をつくる」ことは、「未来の出版を築く」ものでなければならなかった。でなければ、どこかの出版社で、これまでどおりの活動をしていればいいだけだ。
もちろん、それを否定しているわけではない。ただし、自覚的であるべきだとは思っている。何に対して自覚的であるべきかといえば、いま自分たちが精を出してやっている活動は、「かつて」よくできていたシステムに乗っかってのものであるいうことに対して、である。あくまでも、現在乗っかっているシステムは、延命措置でしかない。そして、おそろしいことに、ぼくたちはそのシステムの上で、がんばればがんばるほど、「延命」に加担している。望むと望まざるとにかかわらず。
(「5 手売りですが、なにか。」P96・97)
「志を、カタチにする」「そうくると思った」「未来の出版を築く」
どの話も、うまく説明できませんが、何か、共通するものがあるような気がするんです。